オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【64話】ムスタファの行き過ぎにスレイマンは・・・E91
64話
ムスタファはピ-リー・ラマザンオウル・パシャの話を聞いた後、テケ知事のイスケンデル・パシャにも会うという。
それからラマザンオウル・パシャを討伐するかどうかきめるとのことだった。
このことはスレイマンの怒りを買う恐れがあるのだが、ムスタファはどうも公正さを大切にするようだ。
確かに何も確かめもせず成敗することは安易だが危険なことだ。
今回もイスケンデルパシャが実は謀反を企てていたのが真相だった。
いくつかの証拠を手に入れたムスタファはイスケンデル・パシャを成敗する。
だが公正さを重んじるあまりムスタファは自分の身を危険にさらすことになる。
スレイマンが黙っていないだろうことは重々承知の上で、公正な裁きを貫いたのだった。
この事件を目の当たりにしたリュステムが機会を見逃すはずがなかった。
ムスタファがスレイマンの命令に反しピーリーパシャではなくイスケンデル・パシャを成敗したことを即座に中央にいるスレマンに伝える。
スレイマンはその知らせを受け取ると怒り出す。
スレイマンのような立場にある権力者にとって、自分の命令には絶対的なもので、服地なかった場合はみな反乱者扱いになるようだ。
ムスタファも例外ではなかった。謀反人に仕立てられたのだ。
彼は真の謀反人を成敗したにもかかわらず、今窮地にある。
ミフリマーフはマルコチョールに接近しようとするがマルコチョールの返事はあいまいだ。一方ハレムでは2人をよそにエスメハンとマルコチョールの噂が流れていた。
ミフリマーフはマルコチョールに接近しようとするがマルコチョールの返事はあいまいだ。一方ハレムでは2人をよそにエスメハンとマルコチョールの噂が流れていた。
リュステムが流させたのだが、なぜミフリマーフではなくエスメハンなのだろうか?
その噂を聞いたミフリマーフは驚き、エスメハンにすぐにも会いに行くが、彼女の話には半信半疑だった。
もしかしたらエスメハンが裏切っているかもとミフリマーフは疑う。
シャースルタンも最初は慌てるが、マルコチョールに直接エスメハンの件を訪ねることにした。
彼女はやはり冷静な人だったので、これからどうするか考え、エスメハンとマルコチョールを結婚させることにする。
確かにマルコチョールがシャースルタンの婿になれば、シャースルタンの権力は増大するに違いない。
さてマルコチョールの返事は?
カーディーがミニチュアのモスクをもって現れる。ヒュッレムがワクフとして建てるモスクの模型ができたとのことだった。
カーディーはその模型を見ながら細かく説明する。ヒュッレムも来てモスクのミニチュアを見る。 大変気に入った様子だった。
カーディーはその模型を見ながら細かく説明する。ヒュッレムも来てモスクのミニチュアを見る。 大変気に入った様子だった。
ヒュッレムはモスクの建てる場所をスレイマンに提案すると、彼はその場所でよしという。カーディーは立ち退きのための交渉を早速始めると答えた。
ハティジェは結婚に大反対だ。
「もしこのまま強制するならあなた方は私の結婚式ではなく、私の葬式にいくことになるわ。」
「もしこのまま強制するならあなた方は私の結婚式ではなく、私の葬式にいくことになるわ。」
と言い切る。
心配するギュルフェム妃とシャースルタンだが、彼女たちにはハティジェの決心を変える手立ては何もない。