ヒュッレムは娘の夢を壊すのかor 愛に生きる娘を望むのか? オスマン帝国外伝シーズン3 74話ハイライト
無事にエディルネについた。久しぶりにジハンギルにあえてヒュッレムには笑顔になった。
ジハンギルも久しぶりに母にあえてとてもうれしそうだった。ミフリマーフは
「ここにこれたのはジハンギルのおかげですわ」
と言った。
ヒュッレムは皇子たちが元気かと尋ね、それからより注意深くなるようミヒリマーフに忠告した。ペストのことをヒュッレムは心配しているようだった。ヒュッレムはイスタンブルから離れていても、彼女の気がかりは子供たちと皇帝のことだけのようだ。
ミフリマーフにヒュッレムは
「あなたが知っているように、私にいろんなことが起こったわ。シャー様が罠を仕掛けたのよ。皇帝様の心を疑惑で満たす機会を彼女は逃さないのよ」
と語り始めた。するとミフリマーフは
「皇帝様が突然ご決定さった決断は、彼自身を一番苦しめていますわ。周りは中傷だらけですもの。でも彼の心にいるのはあなただけです。あなたがいなくて寂しがっているのですよ」
と絶望的な母を励ました。すると母は
「そのために祈っているわ、ミフリマーフ。彼の心の中にいられるようにと・・・」
と言いながらうつむいた。そして
「私がいなくて寂しがってくれるようにと祈るばかりなの」
と続けて言った。
なんともしおらしい・・・こんなヒュッレムを見るのは初めてかもしれない・・・ヒュッレムの望んでいるのはスレイマンの心に住むことなのだ。嗚呼なんだかとても痛々しい。
ミフリマーフも「私もそう願っております」
というと、ヒュッレム絶望の中でも少しの喜びを感じ、笑みを一瞬浮かべた。
「私もいるか結婚するときは、彼と愛で結ばれたいと思います。皇帝様とあなたのように」
と言ってヒュッレムの膝に頭を載せて微笑んだ。頭に手を置きながら、ヒュッレムは辛そうな表情をした。何故なら今ミフリマーフが最後に言った最後の言葉が胸にグサッと刺さったからだ。ミフリマーフに愛する人と結婚してもらいたいが、現実はリュステムを選らばざるをえない状況にあるからだ。
自分たちのようになりたいという娘の夢を壊すのか、それとも愛に生きようとする娘をヒュッレムは望むのか?
娘がいないので想像もつかないけれど、どっちがいいのかなあ・・・皆さまはどう思われますか?