ハティジェが元ハティジェの家にいることがばれる オスマン帝国外伝シーズン3 75話ハイライト

二人が食事をしていた。ハティジェは 


「あなたは何をしているの?何もおしえてくれないけれど」

と聞いた。

「知らないほうがいいわよ。あなたは自分の問題をかんがえなさい」とシャーは答えた。何をシャーはしていたんだっけ・・・(暑さのせいで思い出せない)

「皇帝はヒュスレブパシャにあなたのことを尋ねているそうよ。疑っていると思うわ。すぐにでもイェニバフチェサライに住むようにとめいじるかも」

と付け加えた。

「あなたは約束したわ」というと

「かわることはなにもないわ。あなたは別の部屋ですむのよ」

と答えた。

「あなたは私を送り出したいのね」

と言ってそわそわしだして落ち着くために水を一口飲んだ。そんなハティジェを見てシャーはため息をついた。 ところがちょうどその時突然皇帝がやってきた。

「シャーはようこそ」と笑顔で出迎えた。答えずスレイマンハティジェを見て

「あなたはここで何をしているのだ」と尋ねた。

「皇帝様私は訪問し・・・」ところまでいると、言葉を遮り

「私に嘘をつくな」と言うとハティジェは弁解しようとしたが、皇帝は

「ルトフィパシャが一度もあなたの館に行っていないといったのだ」と言った。

驚いたのはハティジェだけでなくシャーもだった。 何故ルトフィが・・・と彼女は思いながら、怒りを覚えた。 皇帝は続けた。

 
「あなたはもう結婚した皇女なのだよ。あなたの場所は夫の隣だ。すぐに準備をして館に行きなさい」とイブラヒムと過ごした思い出深い家から去るように言った。

「皇帝様、この館に住むことが唯一私に安らぎをもたらすのです」

というと、

「この結婚は罰ではないのだ、ハティジェよ。実生活に戻るためなのだよ。もしここにお前が留まれば何の意味をなさないのだよ」

「もし私たちを同じ牢獄にいれたとしても、彼はは私の夫にはならないでしょう 」

とにらんででていった。 次にシャーの方を向いて、

「私の背後で何かたくらまないものはあなただけだと思っていたのに」

するとシャーは

「お許しください。私は彼女が自殺しないかと心配したためにこのような方法をみつけたのです。少し時間がたてば彼女は新しい家に行く予定でした」

と言い訳した。

「すぐにいかせよ 」

と言って出ていた。

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