トルコドラマ MOTHER 38話ハイライト いちばん印象に残る母像はギョニュルかも・・・
拘置所から出られたゼイネプはギョニュルが思い病気であることを知れ、彼女の店に駆け付けた。ギョニュルは拘置所の面会にメレクと行く約束をしていたのだが、その時ゼイネプの祖母に脅かされ倒れてしまい病院へ入院していた。無事退院してきたばかりだった。
突然の訪問に寄ろ久保ギョニュルだったが、そのあと是稲王の言いいた言葉はもっと彼女を喜ばせた。
だが店に配意てきたときのゼイネプは厳しい顔をしていた。そして
「 どうだったの?」
「言ったでしょう、風邪をひいたらしいわ、年を取るとね」とごまかす。
そして2階でお茶を飲もうと誘うゼイネプ。
「ほんとの病気を知ったわ。 私に隠していたのね。何度もあなたに質問したのに。またうそをついたのよね」というと、
「あなたを悲しませたくなかったのよ」と答えた。すると
「 かなしあせたくなかったですって。治療を受けることが、私を悲しませるとでも思ったの?24年後に私の人生に入り込んできて、それからあなたがいなくなっても私は悲しまないとでも思ったの?」
というとギョニュルは当惑した表情になった。まさかゼイネプの口からこのような言葉を聞けるとは思っていなかったからだ。
ったような顔をした。 どうしてこんなことをするのですか。なぜ? 何なの固れは? 罰するためなの?あなた自身を罰するためなの?それで死んだほうがいいとでも考えているのですか?本当によくわからないわ!
私は小さな子供だったわ。
私を守るために私を刑務所に連れて行かなかったのよね(土耳古では母親が罪を犯し刑務所へいくと、小さい子供は一緒に刑務所へ連れていかれるらしい)
それで私を手放したのよね。 そう前に反してくれたでしょう?今また私を守るために病気のことを隠していたのですか?」
と言った。ギョニュルは何とも言えない目でゼイネプを見つめた。そしてゼイネプ派ギョニュルの隣に座りギョニュルのめをみながら
「私を守ってほしいと私に聞いたの?これは不当よ!私は長い間、捨てられたと思って苦しんだのよ。私の母が私を愛していないから捨てたと信じてたのよ・。今また・・・どうしてまた同じことをするのですか」と説得した。
するとギョニュルは涙ぐんで
「あなたがそんな風に考えていてくれたとは思いもしませんでした」と 感慨深そうに答えた。そしてごめんなさいと誤った。
ごめんなさいという言葉はたいていつらいときに発する言葉だけれど、ここでは違った。この言葉を発した時ギョニュルは喜びで胸がいっぱいだった。
生きていてほしい!と24年も離れていた娘にこんな優しい言葉をかけてもらったのだ。それも娘の父を殺めた罪で離れていたのに、ギョニュルでなくても感極まるだろう。
だがギョニュルにはまだまだ秘密があった。彼女は実は無実だったのだ。冤罪だった。自分が無実なのにつらい思いをしてきた。刑を受けることだけでなくそれによって娘ゼイネプとも別れ離れになりさらにその娘には少し前まで憎まれていたのだ。
トゥルナと海外へ移住する手助けをした(失敗したけど)ことですこし距離が縮まったのだが、まさかゼイネプが自分をこんなに大事に思ってくれているなんて想像もできなかったのだ。
このドラマでいちばん印象に残る母像は誰と聞かれたら、ギョニュルと答える。
ギョニュルを演じているヴァーヒデ・ペルチンさんはオスマン帝国外伝シーズン4でヒュッレム役も演じているが、彼女の幅の広い演技力はすばらしい。シーズン4のヒュッレムはかつてのはなやかな力強い皇帝妃と言うよりは成長した子供たちの間で右往左往する母親とイメージが強い。ヒュッレム役で高圧的に子供たちに言うことを聞かせようとして失敗したが、ギョニュル役では母性愛に満ちた母親を見事に演じている。