スレイマンの決断 ムスタファには死を! オスマン帝国外伝シーズン4 47話ハイライト

 スレイマンはイスラム長老のエブッスードの質問の手紙を書いた。その手紙はエブッスードに届けられた。

 ちょうど同じころムスタファは息子メフメト皇子を沼から救い出しだしていた。まだ彼はアマスヤにいた。その時ムスタファは「メフメト皇子の割礼式のために招待状を出せばよかったかな。皇帝が喜んでくださるだろうに」とマヒデブランに語った。

彼はこの時点で父の皇帝を信じ切っていた。自分の喜びが彼の喜びであり、彼への信頼は彼の自分への信頼と同じだと思っていた。

 ところがイスタンブルからアトマジャが戻った。すると緊張が走った。

ヤフヤもアトマジャも今回は死をまぬがれないと考えていたが、ムスタファはスレイマンに手紙を書き、タフマースブと何も関係がないことを伝えようとした。ムスタファは無実だったが果たしてそのことがスレイマンに伝わるのだろうか?

イスタンブルではついに手紙の返事をロクマンアーはもらった。宮殿ではスレイマンがバルコニーから外を眺めていた。下の階からヒュッレムがスレイマン見上げながら

「今までみたこともないわ」

するとスンビュルが

「申し上げにくいことですが、皇帝様は時街を歩き回っているとみんなが噂しています」

「しっているわ、最悪の状態ね。誰とも話さないわ。ロクマンアーは『時どき一日中何も食べません」と言いましたよ。まるで悪魂が皇帝を捕らえしまったようね」(こうなる原因を作ったのはヒュッレム自身なのに、まるでそんなことはすっかり忘れてしまったかのようにスレイマンを心配している。もし本当に心配なら、心配の元を(自分害をこうむっても)取り除こうとするもんだけど、ヒュッレムはそうでないのかなあ?)

というと急に雷が鳴りだした。ロクマンが返事の手紙を持ってきたのだ。

ここにはムスタファの運命が書かれてあるのだ。

中にはこんなくだりがあった。「ある商人が家を留守にするため息子に家族仕事の管理を任せた。息子への信頼は厚かった。彼が出かけるとすぐ子供は約束を破って家族を殺し、財産を自分のものにし、もし父さえも殺そうとした。

さてこのような裏切りをする息子に何をしなければならないか?その答えは父親の財産、権力を狙い、家族に妻に子供を抑圧した反逆者は世界のために死刑が相当である」と・・

スレイマンは決断した。死だ!

☆ところでエブッスード役の トゥンジェル・クルティズさんはこの撮影の時には亡くなっていた。だからイスラム長老の部屋に彼の姿は見えずただターバンが置いてあるだけだったのだ。

そして手紙の声も最初と最後だけ、生前トゥンジュルさんが語った言葉を用いている。中身はスレイマン自身が語っている。こうしてトゥンジュルさんの不在をカバーしていた。

まるでまだトゥンジュルさんが生きているみたいに思えた。彼は味のある俳優さんでトルコ国外でも長らく俳優業をしていた経験の持ち主。トルコの俳優仲間からもとても慕われていたようだ。

エブッスードの代役をたてなくてほんとによかったと思う。トゥンジュルさん以外のエブッスード考えられないから・・・

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