アトマジャは生きていた! オスマン帝国外伝シーズン4 54話 ハイライト
イスタンブルに黒マントの男が現れた。 あとまじゃだ!
彼はムスタファが皇帝に会おうとした直後、馬に乗った。ヤフヤに知らせに行こうとしたのだ。ヤフヤとアトマジャはムスタファを助けるために謀反を起こすつもりだった。だが伝えに行く途中、リュステムの手下から背中に矢を受け馬から落ちた。その後死んだと思われていた。だが彼は生きていた。
彼は元イエニチェリのフセインと会った。ムスタファコンヤに向かう途中ム宇sタファに行かないでくださいと頼んだあのイェニチェリだ。
アトマジャは皇子を失ったことを嘆いた「私は彼を守れなかったのだ」と・・・
「どこにいたのだ」とフセインに聞かれてアトマジャは矢に撃たれた後のことを話し始めた。
「ヤフヤにしらせにいこうとしたが、矢に撃たれ落ちた。傷は深かったようで私は気を失ってしまった。目を覚ましたらある家の中だった。村人が見つけて私のきずのてあてをしてくれたのだ。私がムスタファ皇子の部下だというと村人の目から涙が流れた。『彼は刑されました』と言った」その時アトマジャは初めてムスタファ皇子が亡くなったことを知ったのだった。
元イェニチェリのフセインは「私たちを裏切者の命は取ったが、リュステムは逃げ回って、隠れてしまった」というと、
「私もこのために来たのだ。亡きムスタファ皇子の復讐のために・・・」と言った。そして
「なたはどうやってきたんだ?」
と聞くと、フセインは
「リュステムの後を追いかけて仇を取ろうとしたが逃げられたよ」と悔しそうに言った。
「もうにげることはできない」
とアトマジャが言うと、フセインは
「隠れ場所を知っているのかい?」と聞くとアトマジャは深くうなずいた。先ほどリュステムの弟シナンがリュステムの隠れ家のそばで見た黒影はアトマジャだったのだ。
それからアトマジャは味方ハサンをフセインに紹介した。ハサンはリュステムの意隠れ家に出入りできる人物だった。だが彼は「リュステムを殺すことはできない。警戒が厳重なのだ」と言った。アトマジャは「心配するな、その仕事は私に任せろ。彼の命は私がとる、お前に仕事は他にある」と言った。アトマジャの計画はかなり綿密のようだった。
こうして亡き皇子を慕う者たちのリュステムへの復讐の準備が着々と進められていった。リュステム打倒となるか!