スンビュルがサライへ戻る! オスマン帝国外伝シーズン4 54話ハイライト
スンビュルは市場の自分のコーヒー店を身を隠すよにして訪れた。ムスタファ皇子の死後イスタンブルは物騒なところとなってしまった。スンビュルは長くヒュッレムの部下として働いていたので、今市場を歩くことは危険なのだ。
スンビュルは共同経営者に話しかけた。それから店の様子を見て、「あなたにこの店を任せたよ」とズンビュルは言った。
「命が危ないから逃げるんだね」
というと、
「ヒュッレム様がサライに戻ってほしいというのだよ」といった。どうやらヒュッレムはスンビュルが必要らしい。それはそうだ、ヒュッレムが心気なく何でも話せるのは今はもうスンビュルだけだから・・・
するとアデムは「店は僕のものだね、コーヒーにミルクを入れて売るからよかったよ」というと、
「いや、店をあなたに任せるが、すべて譲ったわけではないよ、店はまだ私のもだよ。時々来るからな、そして分け前をもらうわよ」と言いスンビュルはサライへ戻った。
ヒュッレムは
「あなたがきてくれて力強いわ、困難な時にはなた他のような強力な友で、忠実な部下にそばにいてほしいのよ。ほんとによく来てくれたわ、とてもうれしいわ」とほほ笑んだ。
「光栄です。外にいたときもいつもあなたのことをかんがえていましたよ」とスンビュルは答えた。
だがなんだかュッレムは迫力がない。ムスタファを打倒したにもかかわらず、なぜか辛そうだった。それを見てスンビュルは「このようなお姿はヒュッレム様のお姿ではありません」というと
「敵は死んだわ。でも安らかではないのよ。子供がお互いに敵同士になるかもしれないと思うと・・・」と、言った。ムスタファが亡くなってもヒュッレムの心配事は消えることはなかった。ファトマ皇女がいったように、これからがヒュッレムの本当の苦しい戦いが始まるのかもしれない。
ともかくスンビュルが戻ってきてくれて良かった。