金を偽ムスタファのグループに送ったのはアフメトパシャ? オスマン帝国外伝シーズン4 63話ハイライト

 リュステムとバヤジトが話していた。そこへマフムードがやってきてアフメとパシャの家にルトフィ書記官がいて、アフメトパシャが改ざんを黙っているようと言ったはずだとマフムードは言う。

バヤジトは「その後のことはアトマジャに任せる」といい、去っていった。マフムードとリュステムはバヤジトの信頼を得ているアトマジャが邪魔だ。ルステムにしてみれば弟の仇でもある。リュステムは「その時が来たら自分の手でアトマジャをあの世に送る」といった。今はまだその時ではなかった。今はバヤジトが皇位につくための礎を築かなければならないときだ。

場面は変わり、酒場でルトフィが酒を飲んでいる。そこにはアトマジャとバヤジトたちが現れた。チャンスを見つけてルトフィに真実を話すように詰め寄った。金について尋ねるが、何も知らないと言い張った。

アトマジャが手を締め付けるとと話し始めた。

「私は無実です。大宰相の命令に従っただけです」

とうとうバヤジトは証人を見つけたのだ。よかった、これでバヤジトの無実は明らかになる!

庭でリュステムとヒュッレムがこのとについて話していた。アフメトパシャ悪行は明らかにされます

というと「セリムの話は出ないわね」

セリムに汚点を付けてはいけないわ。

と言った。この時点でヒュッレムはセリムをまだかばっていた。

するとリュステムは

「バヤジト皇子を助けてください。そうすればあなたのお望みのままに」と言った。

ヒュッレムにとってはセリムもバヤジトも大切だった。でもいつかはどちらかを選ばなければならない宿命だ。本当に辛い決断だ。できることなら二人が仲良く助け合ってオスマン帝国を統治するのが最善なのだが、とうてい無理な話だった。なんせセリムとバヤジトはことのほか仲が悪いから。母親のヒュッレムも二人を取り持つことは難しいのだ。

子供は大きくなるにつれた親の言うことをきかなくなる。ヒュッレムの悲劇は息子をたくさんさ授かったことなのかもしれない。ミフリマーフが生まれたときは皇子ではないからと言って、最初嫌っていたのだがミフリマーフは今ではヒュッレムの相談相手にもなり頼もしいかぎりだ。女の子が多いほうがよいのかも、少なくとも死ぬ心配がないから・・・

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