トルコドラマ MOTHER 38話ハイライト 児童施設に入ったトゥルナはゼイネプに会いに行くが・・・
国外に出国しようとしたゼイネプたちはその計画を果たすことはできなかった。ゼイネプは捕まり拘置所に送られ裁判の結果、釈放されたもののメレクとは接見禁止となった。メレクは実の母親の育児放棄の疑いがかかり、児童施設所へ送られた。そんなある日寄付でもらった少しばかりの現金を見たメレクはあることを思いついた。
「お家に帰ろう」と考え、毎にゼイネプと二人で住んでいた家に行ったのだ。
だがそこにゼイネプはいなかった。そこでギョニュル(サカルおばさん)に会いにいこう、そうすれば母ゼイネプに会えると思い バスを乗り継ぎ無事たどり着いた。今こうしてギョニュルの家の目の前にいるのだった。
するとドアが開いた。中から出てきたのはなんとゼイネプ母だった。喜ぶメレクはゼイネプに飛びついた。
ゼイネプもメレク(トゥルナ)にあえてはしゃいで、起こった出来事を口早に話し始めた。
「あなたはここにいたのね。ここにいることを知らなかったわ」とメレクは偶然会えてほんとにうれしそうだ。それはそうだ何日も会いたいと思っていた母に会えたのだから。
ゼイネプは困ったような顔で「ここで何をしているの?」と聞いたが、メレクは聞こえないふりをして、自分の家がベイコズにあることを覚えていたので、聞いたそうだ。でもここにはバスではこられないので、ミニバスに乗ったと興奮して話し続けた。
「誰にも言わないででてきたの?」とゼイネプは聞いたが、またもやメレクは「入れ歯をしていたおばあさん」の話を始めた。
その時ゼイネプが手のひらの傷に気が付き、そこをみせて「どうしたの」と聞くと「バスに乗るとき転んだの」と話すメレク。彼女は膝小僧もけがをしていた。
それみてゼイネプな「なにかあったらどうするの?!もっとひどいけがだったらどうするの?どうしてこんなことを?」と聞くとメレクは、急に泣き出し
「私にあえてうれしくないの?あなたにとても会いたかったのよ」
といった。ゼイネプは
「トゥルナ、私はあなたにとても会いたかったわ」と優しく答えた。
するとメレクは「ママ~~」といって抱きついた。だがゼイネプの気持ちは複雑だった。彼女は今、接近禁止なのだ。
子供のメレクはなぜ会いたい人に自由に会えないのかわからない、こうして今会うことがなぜいけないかわからないのだ。メレクはただ自分を虐待から救ってくれた人に会いに来たのだが、法はそれを許さなかった。
ゼイネプはどうするのだろうか?
実はゼイネプはメレクを一晩一緒にいて次の日児童施設に返した。
日本版ではス人口の子に一 通の手紙を持たせて児童施設へ返したところで終っており、その後二人で一緒に暮らすことはなかったというストーリーだったが、トルコ版MOTHERはこれからまだいろいろな事件が起こる。そして結末も日本版とはかなり違っている。
日本版では虐待から逃れるために一時は理性的な行動をできなかったが、その後は運命に逆らわず主人公の子は児童施設で無事育った。
それに対してトルコ版では今後も何度かゼイネプは運命に逆らうような行動をすることになる。それが多くの人を巻き込み、その人々を傷つけたり、または死に追いやったりするきっかけを作ってしまうのだ。だが同時にメレクの運命も切り開いていく。
ここがとてもトルコチックな感じのするところだが、私は日本版の結末のほうが自然で、受け入れやすい感じがする。日本版の主人公の子がすごく幸せにはならなかったとしても、虐待からは救われたので、それだけでもよかったと思う。
だがトルコの方々はそれだけでは決しておさまらないのだ!
必ず目的をかなえる!
どんな手段を使っても最後まであきらめない!つよ~~~い人々なのだ!
誰が亡くなるか気になるでしょう?だれかっていうと3人の方が亡くなります。(重病だというギョニュルも年老いたゼイネプ祖母もドラマの最後まで生きています)