オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【82話】あなたの炎は周りを焼き尽くす E99

ミフリマーフの結婚式と同日に行われた割礼の式も順調に進んでいる。そしてシャースルタンたちも到着する。

次々とあいさつをかわすヒュッレム。

ヒュッレムもリュステムも嬉しそうだが、花嫁は憂鬱そうだった。
それはそうだ、愛もない人に嫁ぐ身になったら、すなおに喜ぶなんて到底できないだろう。

リュステムは婿と同時に宰相に就任した。
ヒュッレムとマヒデブランは久しぶりに会話する。

「あなたの炎は周りを焼き尽くす。娘までぎせいになったのよ」

とマヒデブランが言うと

「母親の役割を知らないからあなたはそういうのよ」

と言い返す。

ミフリマーフが幸せではないことを指摘すると

「大きな痛みのためには小さな痛みは我慢すべきよ」

というヒュッレム。

シャースルタンの子のエスメハンも来てミフリマーフに話す。
ミフリマーフはマルコチョールのことを言われて愕然とした。
だがミフリマーフは心にも思っていないのに、リュステムをほめる。
すると

「マルコチョールを忘れたのですか」

とエスメハンは言い返す。

「彼はだったわ。一時のものよ、過ぎたことよ」

と答える。

だがエスメハンが去った後、
ミフリマーフは自分の言った言葉で落ち込む。
まだまだマルコチョールを忘れられないミフリマーフだった。

2つの式が重なり調理室はいつもにもまして、てんてこ舞いだ。
夜空には花火が打ち上げられ、バルコニーに出たミフリマーフはバルコニーから花火ではなくマルコチョールのいるバルコニーを見上げる。
最後の別れを告げるかのようだ。

そして準備が始まる。赤い結婚衣装だ。

「準備ができるまでこの部屋からでてはいけません。決心がつくまで待っています」

と準備をゆっくりさせるアフィフェ。
決して無理に行かせようとはしない。

ミリマーフを励まし、運命に従い、受け入れるように優しく話すと彼女は決意をした。
わあほんとにアフィフェはいい感じだ。
そして彼女を式へと導いた。

ミフリマーフの髪飾りが素敵だ。
スレイマンは首飾りを贈りミフリマーフの美を讃え、
ルステムには小刀を贈る。
ヒュッレムの長男のメフメトもこの後知事として赴任するという話も、披露宴の時になされる。

無事婚礼もおわり、ブルーの衣装をまとったミフリマーフは母に別れの挨拶に来る。
彼女は17歳で宮殿を離れた。
生まれた時は皇子でないとがっかりされ、今は他の皇子たちを守るために嫁ぐ運命を背負ったミフリマーフ。

さて今後はどうなるのだろうか。
個人的には幸せになってもらいたいが・・・

新居ではリュステムは馬の世話をしていた奴隷ではなく夫としてミフリマーフの前に現われた。
愛の証として毒を手にしたリュステム。
飲もうとするリュステムを止めるミフリマーフ。

ついに2人は・・・

バヤズィトとジハンギルがスンネットが行われた。
有名な影を見て喜ぶ子供たち。
だがまたバヤズィトとセリムはけんかが始まる。

それから時が過ぎ1541年
ミフリマーフはかわいい女の子を産んだ。
喜びにわく宮殿。
ヒュッレムはとうとうおばあちゃんになったのだ。
孫の名はアイシェ。

だが新米ママには子育ては大変だ。
ミフリマーフは母乳が足りないようだ。エミネが乳母としてえらばれる。

酒場の摘発が始まった。ルトフィ大宰相の采配だった。
ミフリマーフの結婚で宮殿の勢力図はかなり変化した。

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