オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【70話】困窮するハレム!シャーの罠にはまりつつあるヒュッレム E94
エスメハンとミフリマーフがマルコチョールの手紙について話している。
エスメハンはミフリマーフを困らせようとミフリマーフ宛ての手紙を女官が見つける場所へ置いたのだ。
だが機転を利かせてミフリマーフは
「それはエスメハンへあてた手紙だ」
と事実をすり替えて女官に伝えた。
それを聞いたエスメハンは恐ろしくなった。
自分の罠に自ら落ちてしまったのだから。
家に戻るとエスメハンはマルコチョールとの結婚が流れたことを悲しみ、ヒュッレムのせいにする。
「そうではない、陛下のお考えよ」
と諭すシャースルタン。
とアフィフェにきくと、
「私が与えているのよ」
とシャースルタンは答える。
するとヒュッレムは
するとヒュッレムは
「まだ私がハレムを統治しているんですわ」
と声を荒げる。目の下にクマができているヒュッレムに対してシャースルタンもまけてはいない。
「女官たちに一銭も渡さないでハレムを管理しているというのですか」
といい返す。
アフィフェはヒュッレムがこのことを知っていると思っていた。
そしてヒュッレムの命令なくして何事もできないのがハレムのきまりだと言うこともアフィフェはよく理解していた。
そのためヒュッレムの言う通り与えられた金はすべて戻すようにと、彼女は女官たちに伝える。するとシャースルタンは
「助けたいだけですわ」
と言いながらお金を集めて帰っていった。
すべてシャースルタンの作戦だった。
ヒュッレムが自分にお金を渡させるはずがないと思っていた。だからヒュッレムが拒否するのも計算の上だった。
彼女は女官たちの不平不満をつのらせることに成功したのだ。
それだけでなくヒュッレムが借りたお金を盗ませたのはシャースルタンだった。。
すべては彼女の思う通りに進んでいた。
案の定ヒュッレムはもう一度金を借りることにした。
だが金貸しは手持ちがないという。
そこで、ベネチアの金貸しに借りるよう提案する。
これがシャースルタンの本来の目的だった。
今スレイマンはベネチアと敵対関係にあり、もしこのことがスレイマンの耳に入ったら大変なことになるだろう。
今スレイマンはベネチアと敵対関係にあり、もしこのことがスレイマンの耳に入ったら大変なことになるだろう。
ヒュッレムはシャースルタンの罠にはまっていった。
ローマを手に入れるための戦場にいるスレイマンにとって、戦況だけでな周りの国々の状況を常に知ることも大変重要なことだ。
常にオスマン帝国の周りの国々の情報を瞬時に入手する必要がある。
何故なら宮殿にはスレイマンの大軍がないからだ。
敵がいつせめてきてもおかしくない。
フズル提督が敵の海軍の様子を話している。
もう、すぐ間近かに大海戦が迫っている。
一方でスレイマンは征服した土地で略奪を行った兵士2人を処罰する。
セリムは優しい性格なのだろう。
血が流れるのをみるのに耐えられない。
初陣の時も同じような状況で吐き気を覚えた。
青白くなっている彼をリュステムは励ます。
ハティジェはお墓を探している。イブラヒムの墓だ。
ハレムではヒュッレムに不平を言う。
ハティジェはお墓を探している。イブラヒムの墓だ。
ハレムではヒュッレムに不平を言う。
「お金をください」
「もう我慢に限界がありまう」
と女官たちは言う。
不平を言った女官たちは足の裏をたたかれ、そして監獄に入れられた。
マニサでは、ムスタファは海賊に悩まされている。
マニサでは、ムスタファは海賊に悩まされている。
解決方法があるとムスタファは考える。
アランヤの戦艦を使って戦うつもりだ。
ヤフヤーはまずスレイマンに許可を取ろうと勧める。
そして海賊征伐の許可を得るための手紙を書く。
だがムスタファの手紙はスレイマンには届かなかった。
リュステムがその手紙を隠し燃やしてしまった。
ハレムではまたまた不穏な動きがみられた。
ハレムではまたまた不穏な動きがみられた。
ナイフを持ったある女官が、別の女官の喉を斬る。
殺された女官は先日ヒュッレムに不平を言った者達のうちの一人だった。
ヒュッレムは犯人を捜す。
そしてみつけたという知らせが入る。
そしてみつけたという知らせが入る。
その者のベッドの下にナイフが入っていたとのことだった。
だがこれは罠だとわかると、ヒュッレムは彼女を救う。
料理室ではシェケルアーもお金がないと不平を言う。
料理室ではシェケルアーもお金がないと不平を言う。
それでついスンビュルはヒュッレムに固く口止めされていたにもかかわらず、明日お金が来ると言ってしまう。
ハティジェはと言えば、イブラヒムのことをまだ忘れられない。
お墓を探すためにハティジェは祈りの言葉を唱えながら眠りにつく。
すると夢を見る。
息苦しそうな夢だ。
ある女性が夢の中に現れる。
夢の中の女性はハティジェの顔に手をかざし去って行く。
ハティジェは起き上がり女性についていく。
林の中を歩く女性を追いかけるハティジェ。
はだしのハティジェ。
その女性はイブラヒムのお墓の前で祈っている。
もう少しでお墓につくところだったがそこで目が覚める。
ミフリマーフは母ヒュッレムと散歩しながら話している。
ミフリマーフは母ヒュッレムと散歩しながら話している。
「誰が敵なの?」
と尋ねるとヒュッレムは
「マヒデブランだ」
と答える。そのころ、マヒデブランも同じことを思っていた。
ヒュッレムが常にムスタファを亡き者にしようと計画をたたているとマヒデブランは考える。
2人の戦いは距離が離れていても続いていた・・・
ヒュッレムはミフリマーフに兄弟たちを助けるようにと言い、ベネチアの金貸しに会う。
ヒュッレムはミフリマーフに兄弟たちを助けるようにと言い、ベネチアの金貸しに会う。
ヒュッレムは証文に印を押し渡す。
ヒュッレムは金を準備できた。
そして女官たちに金貨が与えられ、ハレムの騒動はおさまったかのように見えた。