【ギュルフェム・ハートゥン】

史実でのギュルフェム・ハートゥン
1511年スレイマン大帝と結婚。2番目の妃。(歴史家ユルマズ・オズトゥナの説)
メフメット王子の誕生と同年の1521年生まれた息子ムラト王子は同年10月12日に天然痘で亡くなった。
またはヒュッレムに次ぐ3番目の妃と言う説を唱えるチャガタイ。 チャガタイによると、ギュルフェム・ハートゥンは1561年か1562年にスレイマン大帝によって殺されたという。
ウスキュダルのギュルフェム・ハートゥンジャーミーの庭にあるお墓に埋められている。

ドラマの登場人物としてのギュルフェム・ハートゥン 
出演回数139回(エピソード1~139)
スレイマンが王子だった時最初の妻となった。愛し合い王子も生まれたが王子は間もなく病気で死亡。王子をなくしスレイマンの心も彼女から離れがちになった隙にマヒデブランが入り込み、スレイマンの気持ちを獲得する。王子と妻の座の両方を失った彼女は悲惨だった。静かに苦しみ続けた後、経験したすべてを忘れることに決めた。
スレイマンが玉座に就きイスタンブルに移動する。その時彼女は宮殿にいた。ハティジェととても仲が良かった。
マヒデブランがイスタンブルのハレムに到着したとき、あいさつに行ったギュルフェムはマヒデブランに邪険にされた。
しかしヒュッレムの出現でマヒデブランはギュルフェムと手を組むことにした。まずは強敵ヒュッレムに勝たなければならないからだった。
ギュルフェム妃は愛と言う感情を大切にする人で、イブラヒムとハティジェの関係を初めて知った人でもある。二人の秘密の手紙のやり取りを仲立ちして、2人が会う機会をつくる役目を果たした。
ハティジェがトプカプ宮殿を離れた後、ハティジェに会う機会が少なくなった。そのため皇太后、マヒデブランそしてヒュッレムと会話しながら時を過ごしていた。
そしてスレイマンとの愛を完全に断ち切り、彼無しで生きていくことを学ぶ。そのためヒュッレム妃に対抗意識を持たれず害を受けることはなかった。

ドラマが進むとニギャールがハレムから追い出される。ギュルフェム妃は信頼できる忠実なキャラクターの持ち主だった。スレイマンンもそのことをよく知っていた。ニギャールがいなくなった後会計係が不在なので彼女を会計の管理長に任命する。
この出来事の後ギュルフェム妃は注目を浴びるようになる。マヒデブランがハレムを管理している時の莫大な無駄遣いに気づき、彼女が借金をユダヤ人の高利貸しからしていることを突き止める。そしてスレイマンに報告する。
しかしギュルフェム妃が重要な役職に就いたことは彼女にとって不幸な結果となった。かの女はヒュッレムの罠により首を絞められて死にそうになったんだ。ヒュッレムはその犯人をマヒデブランの付き人のせいにしようと企む。そしてスュンビュル・アーにギュルフェムを危なくなったら助けるようにヒュッレムは指示する。
その後ギュルフェム妃は病院に運ばれ話せるようになるとスレイマンに起った出来事をすべて話す。怒ったスレイマンはマヒデブランをハレムから追放し、ハレムの統治すべてをヒュッレムに任せる。ギュルフェム妃はヒュッレムにハレムの主のしるしである冠をかぶせる役もする。
しかしハティジェとマヒデブランが協力して、彼女の怪我はヒュッレムの罠だったことを示すと、その後ヒュッレムをけん制しマヒデブランとハティジェと共に行動するようになる。時々ハレムでの陰謀にも加担するようになる。
彼女たちはヒュッレムを追放するためにトラブゾンからアフィーフェ・ハートゥンを呼ぶ。
ニギャールがハレムに再び持った時、ハレムにいないほうがよいと忠告する。ハティジェによってもニギャールにとってもニギャールがハレムにいることはよろしくないと考えたからだった。
そしてイブラヒムとハティジェが仲たがいしたとき二人を仲直りさせようと懸命だった。
実際彼女は2人の仲直りに一役買った。しかしそのすぐあとイブラヒムが死亡しする。その悲しみに耐えきれないハティジェを見てギュルフェム妃はとても悲しみヒュッレムを憎むようになる。
ハティジェがヒュッレムを亡き者にしようとファフリィ・ハートゥンをハレムに入れようとしたとき、もっとも助けになったのがギュルフェム妃だった。
ハティジェはヒュッレム暗殺に失敗した後、マニサへ1年間移動させられた。もっとも仲のの良いハティジェと離れ離れになったギュルフェムはヒュッレムを敵対視するがヒュッレムには勝てない。
ハティジェが宮廷に戻ると、またヒュッレムを亡き者にするための案をハティジェと共に実行しようとする。
さらにヒュッレムを黒魔術で王おいつめようとしたときもハティジェを助けた。
ハティジェがヒュッレムに殴られ森に捨てられたことを知るとヒュッレムをひどく非難したが、ミフリマーフに沈黙させられる。ギュルヘム妃は王子を失ってからハティジェと共に過ごした時間が長かったようだ。いつも彼女を気遣い助けていた。
そのハティジェが亡くなり、2人の息子を手にかけたスレイマンは「眠れないのですね。子供たちを殺した父がどうやって寝るのですか。ムスタファ、今はバヤズィット・・・」とはなしかけながらナイフで刺そうとする。止めに入った者との格闘で自分の持っていたナイフに刺されなくなる1562年のことだった。
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