オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【91話】メフメト皇子がマヒデブランに狙われる! E103

ハティジェの棺が運ばれる。ギュルフェムは泣き続ける。
アフィフェもとても辛そうだ。
ハティジェはイブラヒムの元へ旅立った。

思えばハティジェの人生は悲劇の連続だった。かわいらしい無垢な皇女として育ったハティジェはドラマでは2度の結婚をする。
最初の夫は病死、2番目の夫は絞殺される。

ニギャールと2番目の夫イブラヒムの関係に苦しみ、ヒュッレムとの戦いも死ぬまで続いた。
最後はヒュッレムを誘拐した罪を問われ自殺した。

マニサではマヒデブランの刺客がメフメトの命を狙っている。
そうとは知らずメフメトは狩りへいく。この刺客は部下のふりをしてメフメトを気遣うようなふりをしている。
無垢なメフメト皇子は疑うことを一切しない。

叔母ハティジェのことを聞き、彼女の自殺を悲しんでいる様子だ。
マヒデブランの刺客でもあるメフメトの腹心の部下は、何度かメフメト皇子の殺害を企てる。
狩りの最中にも命令を実行しようとするがなかなか機会がない。

アマスィヤではマヒデブランはマニサから帰ってきた。ムスタファは出迎えるが、なぜ母マヒデブランが出かけたのかは知らない。

マヒデブランが言うには

「イスタンブルではスレイマンの状態が悪く、メフメットが玉座に就く準備している」

とのことだ。ムスタファは信じない様子だ。

ハレムに滞在することはもう難しいと思うミヒリマーフ。
何故なら母ヒュッレムの面影がいたるところにあるからだ。リュステムは

「それは駄目だ。シャースルタンが支配するかもしれない」

「もうヒュッレム母が亡くなったことを受け入れなければならないわ」と彼女は続けて言う。

「メフメト皇子を守ることが、これからの私たちの役目だ」

とリュステムは気を引き締める。
特に遠征時は要注意だとミフリマーフに言い聞かせる。
何故ならハティジェだけがヒュッレム失踪事件にかかわっているのではないとリュステムは確信しているからだ。

アマスィヤにフズルが来る。
これからオーストリアに遠征すると言う。
スランスが今度約束を守るか見てみようとも言う。
そしてムスタファの落ち込みを見てフズルは

「立ち上がれ」

と勇気づける。

マルコチョールがミフリマーフと立ち話をしている。マルコチョールにミフリマーフは母を探し続けるように頼む。

「忍耐が必要です。全力を尽くします」

と答えるマルコチョール。

そこへリュステムが嫉妬に身を燃やし、やってくる。そ
してマルコチョールに悪態をつく。

「あなたに私が見せるように、あなたも敬意を持って私に接してください」

とマルコチョーが言うと、リュステムはマルコチョールの悪口を並べる。

とうとう耐えられなくなったマルコチョールは手を上げようとすると、ミフリマーフが止めに入る。

マヒデブランの刺客は真夜中森の中である物を受け取る。
そしてメフメトの部屋にそれを放つ。
何とそれは動いている。

毒蛇だった。

ちょうど同じころスレイマンはメフメトが生まれた時のことを夢で見る。スレイマンは息子の危険を察知したのだろうか。

スレイマンはいやな夢を見ただけでなく、マルコチョールから重大な申し出も受ける。彼は遠征の後に故郷へ帰りたいと言うのだ。
彼はこの宮殿にふさわしくないという。
確か実直なマルコチョールには陰謀だらけの宮廷が窮屈だったに違いない。

アクンジュ軽騎兵として前線で戦いたい」

とお願いする。

スレイマンの周りには忠誠のみで動く部下が少ない中、マルコチョールを失うことはスレイマンとって大きな損失だ。

いやオスマン帝国にとっても大きな損失だった。
スレイマンは手放したくないだろう。それで

「遠征の時に話そう」

と決定を引き延ばす。

いよいよ遠征へ出発する時が来た。
今回の戦いには皇子たちは参加しないとのことだった。
ヒュッレムもハティジェもいない。
シャースルタンもルトフィとの離婚によって権威が失墜した。

そこでスレイマンはハレムをミフリマーフに任せると言って出発する。
ジハンギルを特に頼むと付け加える。
こうしてミリフマーフが実質上ハレムをつかさどることとなった。

とはいえシャースルタンはちょくちょくハレムを訪れていると聞くと、ミフリマーフは

「ゲルメイン(来ないでください)」

と2度ほど叔母のシャースルタンに言い放つ。
そして

「来るならメルジャンの命はない」

と厳しく話すとシャースルタンは

「この無礼を決して忘れないわ」

と言って出ていく。

アマスィヤ
では、
フズルはこれから遠征に行くのだがその前に立ち寄ったのだ。

フランスと一緒にカール5世と戦うと言い、兵士たちを見せる。

フズルはムスタファん気力のなさをどうにかして変えようとしていたのだ。
兵士達の前に立ったムスタファは兵士たちの自分への忠誠の強さを感じる。
そして兵士たちの誠実さに応え、彼らを鼓舞するムスタファ。
確かにムスタファは兵士たちの人望も厚い。
正義を重んじる良い輩だ。

イスタンブルに地方で疫病がはやっていると言う知らせが届く。
1543年のベオグラードでは作戦会議が開かれていた。
スレイマンに戦況を報告する。

その後マルコチョールはリュステムに呼び止められる。
ミフリマーフのマルコチョールへの気持ちに嫉妬するリュステムは戦場でもマルコチョールに悪態をつく。
マルコョールは

「この帝国は誰の手に落ちたんだろう残念だ」

と言う。

手紙入れを見て慌てるミフリマーフ。
リュステムから来た最近の手紙がなくなっていた。
そこへ付き人が来る。

エミネがいないのでミフリマーフはエミネがとったことに気づく。
ミフリマーフが思った通りシャースルタンに手紙を見せに行ったのだ。
戻ってきたエミネの手をつかみ

「忠誠はなによりも大切だと言う言葉を忘れないで」

と厳しく言うミフリマーフ。

ミフリマーフの子供の乳母のエミネはシャースルタンのスパイだったことが明らかになった。
シャースルタンはまだまだ健在だ。

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