オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【74話】母に約束を破られたミフリマーフ E96
イスタンブルでは
ミフリマーフの結婚相手としてディヤルバクルの知事リュステムの名が挙げられる。
アヤスパシャがスレイマンに推薦したのだった。
そのうわさの人・リュステムとミフリマーフはエディルネとイスタンブルの間の道の途中で出会う。
リュステムはヒュッレムに結婚のことを同意させようと画策してきた帰りで、ミフリマーフは母のところへ何も知らず嬉しそうに向かっているところだ。
ミフリマーフ達の護衛はマルコチョールだった。
そこで3人の微妙な会話がなされる。
エディルネにつくとジハンギルは母に会えて大喜びだ。ジハンギルはとてもかわいい。ヒュッレムはイスタンブルでの出来事をミフリマーフに聞く。
「あなたを結婚させるわ」(セニエヴェレンディレジェイム) と切り出すと
ミフリマーフは大喜びで母にお礼を言う。
その礼の言葉を遮るように母ヒュッレムは、結婚させる。だがマルコチョールではないと付け加える。
驚くミフリマーフ。
相手はディヤルバクル知事のリュステムだと言うとさらに驚く。
これは思いもかけないことだったろう。
マルコチョールでなくてもいいが、彼は自分には合わないだろうとミフリマーフは考えるはずだ。
ヒュッレムは
「彼は味方で実力もあり忠誠心が完璧だわ」
と諭すが、ミフリマーフは決して受け入れることはできない。
ヒュッレムは娘の気持ちが一番で娘の幸せが一番大事だと娘に言いながらも、政治上彼を必要としているヒュッレムはリュステムとの結婚を促しているようだった。
こうしてリュステムの頭に昔から描かれていた夢が実現に向かって走り出した。
ミフリマーフは断固結婚に反対する。
もちろんマルコチョールではなく、リュステムとの結婚の話だ。
悲しみに打ちひしがれ帰途につくミフリマーフ、馬車の中で泣き続け泣い我慢ができないので馬車を止めさせる彼女は痛々しい。
と頼む。
イスタンブルではカーディーを訪れる。巷で間違ったことを言う若者に対処するためだった。
兵士たちが若者を捕まえる。
そしてカーディーの家に行く。
若者の父は功績を残した方だったのでスレイマンは父親の敬意を表し許すことにし、故郷アクサライへ帰れと言う。
ミフリマーフはイスタンブルにつき、スレイマンに母ヒュッレムからの手紙を渡す。
ミフリマーフはイスタンブルにつき、スレイマンに母ヒュッレムからの手紙を渡す。
その帰りリュステムに廊下で会う。
「決して結婚しないわ」
と言うミフリマーフ。
スレイマンは手紙を読み複雑な気持ちになる。
シャースルタンがハティジェにイェニ・バフチェ・サライへ行くように勧めているところへスレイマンが来る。
ハティジェを見て
「何をしているのか」
と問う。
彼は結婚してからずっとここにいたのをルトフィパシャから聞いて初めて知ったのだ。
夫の元へ行くように命じるスレイマン。
自殺を防止しようと思って置いておいたと言い訳するシャースルタン。
エディルネヘ医者がやってきた。はやり病の予防に来たという。
そこへあるしもべが急に倒れたという知らせが入る。医者は完全防備をして(目だけは開いている)調べに行くと、
わあ伝染病だった。
急いでブルサへ非難するようにとのスレイマンの伝言を伝えるが、ヒュッレムはイスタンブルでなければ一歩もここを動かないと言のだった。
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