オスマン帝国外伝シーズン1 あらすじ44話 エピソード22 後半

ムスタファとメフメットは授業中だ。メフメットが「筆を貸して」とムスタファに言うとムスタファファは「勉強中だから後でね」と答える。するとメフメットは無理とインクをこぼしムスタファの授業をだいなしにする。そこへムスタファを迎えにきたギュルシャーが忠告する。
ギュルシャーがついでにメフメットを部屋まで送ると、メフメットは「ギュルシャーが僕を叱った」とヒュッレムに言う。ヒュッレムは猛烈な勢いでギュルシャーを罵倒する。泣きながら帰るギュルシャー・・・
ギュルシャーは部屋に戻り、「彼女の命を・・・」と言うと「ダメダメ私は人殺しではないわ」と答えるマヒデブラン。

工房でレオはスレイマンの絵を描いている、もう少しで完成だ。そこへイブラヒムが様子を見に来「る良くかけている」とと言うイブラヒム。立ち去る時仕事机の上におかれた紙が落ちる。すると
「これらは何だ?」と女性の似顔絵を見たイブラヒムは尋ねる。
「ええと、顔の絵の練習をしています」
「ここに置くな。隠せ」と命じるイブラヒム。
レオは「そうします」と言い慌てて女性の似顔絵を集め始めた。

ベネチア大使トマソに紹介されたグリッティはスレイマンに拝謁する。「父親は元気かと尋ねると「はい」と答える。「ヨーロッパでは結局誰が勝つか」とスレイマンが情勢を尋ねると「フランスは負け、フランソワ1世はカール5世の捕虜になりました」と答えるギュリッティ。バチカンは敗者を守らないともつけ加える。
さらに彼がルターについても尋ねるグリッティは「改革をしようとしています」という。するススレイマンは
「改革などあり得ない。宗教は真実か信じないかのどちらかだ」と答えるスレイマン。
「その通りです」と同意すグリッティ。
このように彼の受け答えに満足したスレイマンは彼が招待する夕食に参加することにした。
家に帰ったイブラヒムはハティジェにグリッティのことを話す。夕食に招待されたことも付け加えた。扉のそばではサードゥカが話の内容を一生懸命盗み聞きしていた。
「グリッティはベネチア元首の息子で商人でもある。頭がよく知識も豊富でヨートッパ情勢にも詳しい人物だ。オスマン帝国とヨーロッパのかけ橋の役目を果たせる人だ」とイブラヒムは言う。

一方イブラヒムに頼まれてマトラクチュは宝石商を訪ねる。イブラヒムの頼んだ不死鳥のブローチと自分が頼んだ首飾りを取りに来たのだ。それからマトクチュは急いで首飾りをサードゥカに届けに行くと、サードゥカも彼を待っていた。
ブダ王への手紙を届けてもらうためだった。それはグリッティがスレイマンに近づいたこと、遠征が始まること、近々ブダを攻めるので準備をするようにと言う内容だった。

ムスタファとイブラムとスレイマンの関係は微妙だ。ムスタファはイブラヒムがスレイマンの一緒にばかり一と言って気分を悪くし、イブラヒムに厳しい態度をとる。
その夜帰ってきたイブラヒムの様子がおかしいのに気づく。ハティジェは
「どうしたか」と尋ねると「ムスタファのことだ」と言う。
ハティジェは「ムスタファは子供よ嫉妬しているのよ」「私もあなたを占めにしたいし、嫉妬もするわ。いつも一緒にあなたと痛いし、あなたを分け合えないわ」と言い、イブラヒムを勇気づける。
とはいう者の自分が奴隷であることを再認識したイブラヒムだった。
イブラヒムはその夜夢を見る。絞首の場に連れ出され、みんなの前で絞殺される夢だ。「何をしたか教えてください」と罪を尋ねながら朽ち果てると言う夢だ。
イブラヒムは正夢を見たのだろうか?

胃が痛むマヒデブランははっかとレモンのお茶を頼む。ギュルシャーは調理室までお茶を取りに行くがその途中で みんなに「ねずみ]とからかわれる。
ギュルシャーは傷つく。それから調理室へ向かい、はっかのお茶をシェケルアーに頼みながらナイフを隠しとる。
さて彼女はヒュッレムを手にかけるのだろうか。
ヒュッレムの部屋ではスレイマンがやって来たために付き人たちはみな外へ出された
瞬くしてスレイマンが帰るとヒュッレムは赤ん坊のセリムと二人きりになる。
そこへ
ギュルシャーがナイフを持ってヒュッレムのベッドに近づく。何度もベッドに横たわってる彼女を刺す。ヒュッレム危うし!ヒュッレムは逝ってしまったのだろうか・・・
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