オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【84話】ミフリマーフの娘アイシェが誘拐!E100
翌朝ミフリマーフに家は、大騒ぎになった。
リュステムに何かあったのだろうか、いや娘のアイシェがいなくなったのだ。
アイシェの乳母は頭をたたかれて気絶しており、娘・アイシェは連れ去られた。
泣き続けるミフリマーフ。
彼女は全世界が崩れ落ちたような気持ちになった。
そこへ父スレイマンも知らせを聞きつけやってくる。
床にはピアスが落ちていた。
ニギャールのだとミフリマーフの付き人は言う。
彼女は以前リュステムがニギャールとけっこんしていた時、そのピアスをニギャールがしているのを見たと言う。
犯人はニギャールだ。
だがなぜ彼女はリュステムではなく彼らの娘をねらったのだろう?
ニギャールは赤子を抱いて逃げるが、あたりは兵士がいっぱいだ。
子供が病気だと言ってニギャールは小舟にのせてもらい逃げ続ける。
ヒュッレムはシャースルタンを訪れ、孫を探すが、孫のアイシェはそこにはいない。
実はシャースルタンも寝耳に水だった。
シャースルタンはニギャールが誘拐したことは知らなかったのだ。
皇帝の孫を誘拐した罪は大きい。
ヒュッレムは怒りと不安でいっぱいだ。
アイシェの捜索は続く。
ミフリマーフは正気を失っている。
「とっても小さいのに」
と言って、とうとう心配のあまりミフリマーフは気絶してしまう。
孫の居所をメルジャンに聞くヒュッレムだが、彼も知らないと言う。
おなかをすかせたアイシェは泣き続ける。
ニギャールは
「エスマヌル」
とアイシェに呼びかける。
自分の子と間違えているのだ!
ニギャールは錯乱しヒュッレムに取り上げられたわが子エスマヌルを思い続けた結果、
リュステムではなく、とっさにアイシェを抱いてにげしまったのだった。
メルジャンはニギャールを亡き者にするしかないと言う。
そうでないとシャースルタンが疑われるからだ。
追手がニギャールに近づく。
森の中を進むニギャール。
ついに兵士に発見される。
それでも逃げる。
ニギャールはアイシェをわが子のエスマヌルと思って、アイシェを抱きかかえて逃げ続ける。
だが崖にぶつかる。
逃げ場を失ったニギャールは赤子を抱いたままがけから飛び降ろうとする。
マトラークチュが説得すると、赤子のアイシェをニギャールは渡そうとする。
さすがマトラークチュ!
こうしてミフリマーフの娘のアイシェはこうして助かった。
それからニギャールは崖から一人で飛び降りた。
いや精神的には最愛の人イブラヒムと一緒にだったろう。
崖から落ちる間、頭に思い浮かんだのはイブラヒムの声だったから。
崖のふちでニギャールの死を目の当たりにしたマトラークチュは頭を抱え、悲しみをこらえる。
この事件のシャースルタンが背後にいると気付いたスレイマンはどう対処するのだろうか。
ルトフィ大宰相は酒場の粛清や外交問題で忙しい。
ルトフィ大宰相は酒場の粛清や外交問題で忙しい。
オーストリアの使者が会いに来るがルトフィは会わない。
そこへリュステムが来て使者と話す。そしてムスタファと会うように仕向ける。これはえらいことになった。
ムスタファはまたリュステムの罠にはまってしまうのだろうか?