オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【83話】ニギャールの復讐 E99

シャースルタンとルトフィパシャは苦戦しているようだが、20歳になったメフメトはまだサンジャクに赴任していなかった。

ルトフィはサンジャクに行かせることをスレイマンに勧める。

もしメフメトが知事となればルールとしてヒュッレムは一緒についていかなければならない。

スレイマンはマルコチョールやフズル海軍提督にもメフメトが知事になることについて尋ねるが、みな賛成だ。

そこで赴任するサンジャクをルトフィが決めるようスレイマンは命じる。

アマスィヤにメフメトが、セリムはコンヤにそしてバヤズィトはキュタフヤの知事に決める。

スレイマンがメフメトに伝えると、メフメットは喜び勇んで母に会いに来て行き、アマスィヤに行くことを伝える。

ヒュッレムは喜ばしい知らせではなかった。
イスタンブルの実権を失うことを意味したからだ。

だがメフメトは20歳にもなったので、これを妨害することはできないと理解したヒュッレムはリュステムに

「アマスィヤではなくマニサへ赴任させる策を考えよ」

と命じる。
またまたヒュッレムとリュステムに罠が仕掛けられるのだ。

1540年にハンガリー王サポヤイ・ヤーノシュが亡くなった。
不穏な動きがハンガリー起こる。
ヤーノシュの妻はポーランド王の娘イサベラ。
父ヤーノシュが亡くなったとき、その子やヤーノシュ・シグモンドはまだ生後2週間の赤ん坊だった。

ハンブルグから使者が来てサポヤイ・ヤーノシュの後フェルディナンドは赤ん坊を王にできないと自分が王になろうとしていた。

そこでスレイマンは3度目目の遠征に出かけることを発表する。
ハンガリーへの遠征の準備が始まった。

リュステムに離縁されたニギャールは元夫マトラークチュとイブラヒムの墓の前で偶然出会う。

ニギャールは離婚後、娘を探しにマトラークチュが教えてくれた場所に行った。

マトラークチュが教えた場所には

「娘はいなかった」

と言いイブラヒムが下に眠っている土を愛おしそうになぜるニギャール・・・

「なぜ来たのか、故郷へ帰ればよかったのに」

とマトラークチュは答える。
ニギャールは答えなかった。
ニギャールはなぜ戻って来たのだろう。

今日のシャースルタンの家は訪問客でにぎわっている。
ニギャールはシャースルタンの家に現れた。

「目的は何か」

とシャースルタンが彼女に尋ねる。
もう一人シャースルタンに会いにある女性が現れた。

わあ、乳母のエミネだ!

彼女はスパイだった。
産後のミフリマーフの母乳が足りない時からミフリマーフの子・アイシェに乳を上げていた女性だった。

ついにニギャールの計画がはじまった。
まずミフリマーフの叔母のシャースルタンとハティジェはミフリマーフの家を訪ねる。
緊張するミフリマーフ。
彼らはただ会話をして帰っていく。

その後ヒュッレムがミフリマーフの家に夕食に来る。
ミフリマーフな何か嫌な予感を察知していた。
だがそれが何なのかわわからないので、母ヒュッレムに

「泊っていって」

とお願いする。
そこでヒュッレムは泊ることにした。

真夜中黒づくめの女性が現れる。
シャースルタンの付き人として一緒に来たニギャールだった。

ニギャールは何をのぞんでいるのだろう?

シャースルタンにはリュステムの命を望んでいると伝えたニギャールだったが、ニギャールが目指したのはリュステムではなかった。

リュステムのいる部屋を通り、子供部屋へ入ったのだ。

そしてミフリマーフの子・アイシェじっと見つめた。

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