オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【75話】ヒュッレムは疫病にも負けず、サライへ帰還 E96

アヤスパシャはシャースルタンの罠にはまりにはやり病にかかってしまう。シャーは大宰相の地位を狙っていた。

マニサではフズルが訪ねてくる。マヒデブランは

「ムスタファが誘拐された子供を助けに海賊をやっつけに行った」

と言う。フズルは

「なぜ私に何も知らせなかったのですか」

とうらめしそうにマヒデブランに言い、それから
スレイマンがムスタファを呼んでいると伝える。

海賊から子供を救い戻ってくると、父ハサンは喜ぶ。
ムスタファは海賊をやっつけたことを宣言する。
安心して暮らすようにと人々を安心させる。
民衆の間でムスタファの名声は高まるばかりだ。

ムスタファが戻ってくると
「なぜしらせなかったのか」

フズルが聞く。

「手紙を書いたが、返事がこなかった」

と答えるムスタファ。

許可なく行動を起こすことは謀反とみなされることがある。
フズルはムスタファが大きな過ちを犯したとさとった。

ミフリマーフはシャースルタンと話す。
シャースルタンがリュステムのことを聞くと彼女は
「結婚したくないわ」という。

さらにバーリベイのことを聞くと

「誰も好き人はいない、だがただ結婚を望まない」

とマルコチョールはいっていたというミフリマーフ。
そして父スレイマンにこの気持ちを伝えてほしいと頼む。

スレイマンには続けて大変なことばかりおこる。
ムスタファ 
そして伝染病・・・
確かに幸せそうでないのも当然だ。
さらにヒュッレムがブルサに避難しない。

心配したスレイマンがこわ~~~い顔をしてエディルネにやってくる。

「なぜ残っているのか」

「愛の故です」

というとスレイマンは背を向ける。ヒュッレムは続ける。

「病気が死なせるのではなく、あなたとの別れがわたしを死なせるのですわ」

と。
この言葉でスレイマンの心のわだかまりは解けていく。

今度も商人も見つからず証拠がないまま理由もなく、ヒュッレムは許された。

あっ理由はあった! 
ヒュッレムは愛故に許されたのだ。

マルコチョールがやってきてアヤスパシャの死をしらせる。

ルトフィ・パシャが大宰相に任命される。
悲しむリュステムと喜ぶルトフィ・・

「おでまし、デストゥール」

とスンビュルが得意そうに声を上げる。

やってきたのはヒュッレムだった。カムバック ヒュッレム。

スンビュルは喜びの挨拶をうやうやしくあいさつする。シャースルタンと再会したヒュッレムは

「また成功しなかったわね」と言う。

するとシャースルタンは余裕を見せる。

アヤスパシャの死と夫ルトフィパシャの大宰相への就任が決定したとヒュッレムに伝えるとヒュッレムの顔が凍り付く。彼女がイスタンブルにいない間、大宰相がかわったのだった。

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