オスマン帝国外伝シーズン1 あらすじ24話 エピソード12後半

メフメット・チェレビはハティジェの婚約者で胸の病を抱えていた。皇太后はスレイマンに婚約を破棄するようにと頼みに行くが、スレイマンはしばらく考えてみると言った。
そこへムスタファが病気になったと言う知らせが来ると、先生の胸の病気が移ったんではと心配する皇太后。
ヒュッレムはムスタファを見舞いに行くがマヒデブランは病気が移ると困るのですぐ出ていくように言う。
女医はただ風邪がこじれただけだと言う。すぐよくなるというので、みんなの心配は去った。子供が病気になるということは母親にはつらいことだが、ムスタファの病気でよいこともあった。スレイマンがムスタファと一緒に寝泊りしたのだ。久しぶりに家族水入らずでマヒデブランは幸せな気持ちになった。
皇太后は婚約者の病は重傷で婚約は破棄されるだろうとハティジェに伝える。それからハティジェはスレイマンに呼ばれ出て行く。ハティジェはうれしそうな顔でスレイマンの部屋に入っていくが、出て来るときは泣き顔で真っ青な顔になっていた。イブラヒムはハティジェの後ろ姿を見つめる。結婚式は延期されただけだったのだ。ハティジェの望みは再び絶たれた。悲劇の王女・ハティジェの行く末が気になる。
ピーリー・メフメット・パシャはスレイマンに会いに来る。ドアの前に立っているイブラヒムを見て、
「まだハスオダで働いているのか」というと「誰に陛下を任せられましょうか?」と答えるイブラヒム。「そのとおりだ」と答えるピーリー・メフメット・パシャ。部屋に入り息子の病気のことを話すと、スレイマンは婚約を破棄せず結婚は延期するという。まず健康になってからだと伝える。

ところでサードゥカだがナイフを隠し持って、スレイマンを一突きしようと機会を狙っている。スレイマンが皇太后の部屋に来る。サードゥカはナイフを持っているのにスレイマンは後ろ姿を見せている。スレイマン危うし!まさにサードゥカが近づきナイフを振りかざそうとした時皇太后が入ってくる。皇太后の頭の中は家族のことでいっぱいだ。
「家族を守ることが私の本来の仕事よ」と言ってスレイマンとムスタファの母・マヒデブランの仲を取り持とうとする。そして皇太后はハセキスルタンを木曜日の夜に招く規則があることを思い出させる。もし規則をまた破ることがあるならスレイマンを許さないと強く出た母・皇太后だった。

一方イブラヒムは2通の手紙を用意する。1通はスレイマンにもう1通はハティジェにだった。スレイマンは何かを決心した様子で手紙を見つめる。そしてスレイマンの部屋に入ると机の上の小箱の中にそっと手紙を入れる。そして市場にパルガの家族へのお土産を馬車の荷台いっぱいに買うが、その時マトラクチュに会う。そしてイブラヒムは別れの挨拶をする。そうなのだ、イブラヒムは都を去る決心をしたのだった。

悲しそうなハティジェをギュルフェムは一生懸命励ます。ギュルフェムは本当にハティジェのことをいつも思っている優しい人だ。

戦争から帰ってかからスレイマンはヒュッレムをまだ完全には許していないようだ。母・皇太后の圧力もあり、彼はマヒデブランを受け入れた。ヒュッレムは驚き、彼女の大きな眼がさらに大きく開いた。さてヒュッレムはどうするのだろうか?
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