オスマン帝国外伝シーズン1 あらすじ40話 エピソード20後半

海路から戻ったイブラヒムは宮殿の庭にいるハティジェに会いに行く。ハティジェはイブラヒに会うや否やを涙をうかべ「ごめんなさい」と言う。何が何だかわからないいブラヒムは「どうしたのか」尋ねる。すると彼女は反乱がおきた時のつらい記憶を語り出す。
そうハティジェは逃げる途中階段から落ちて流産してしまったのだ。イブラヒムはそのことを知ると、ただただハティジェを慰めようとする。そうして二人はおでこをくっつけ合う。まるでハエィジェの悲しみをイブラヒムが吸い取るかのようだ。
ヒュッレムもまだあの反乱の時の恐ろしさを忘れられないでいる。するとスレイマンが「あなたを守る」と言い小鳥のつがいをプレゼントする。エディルネでh死んだ小鳥の代わりだった。ヒュッレムは子供のように嬉しそうに笑う。ハティジェもどうにか立ち直ったようだ。

マヒデブランはニギャールを呼ぶ。ニギャールはまだ「ヒュッレムのあやまちを探すことができていません」と答えると「この指輪を返して来い」とマヒデブランは言う。だが自分がが渡したことは内緒にせよと付け加えた。マヒデブランはヒュッレムがスレイマンからもらった大事なエメラルドの指輪をヒュッレムの部屋で見つけていたのだったが返しそびれたのだ。

イブラヒムは夜床に就くがなかなか眠りにつけない。悲しすぎて眠れない。子供を亡くした親の悲しみは経験者以外わからない。
イブラヒムはたち上がり風をあたりにバルコニーへ出ると、今まで我慢していた思いが涙となって表れた。それに気づいたマトラクチュは「泣け、好きなだけ泣いたほうがいい」とアドバイスする。
「黙って痛みをこらえて、あなたは立派な男で、男らしい父親だよ」と励ます。
イブラヒムは「ありがとうマトラクチュ」と礼を言う

さて指輪を渡されたヒュッレムは喜ぶが、ニギャールが説明したなるコニーデで女官が見つけたと言う話は信じなかった。
ニギャールは問い詰められマヒデブランに渡されたことを話してしまうがヒュッレムは「けんかはなし カヴガ ヨク」と言ってニギャールを安心させる。エスキサライに追い出される前のヒュッレムだったら今頃マヒデブランの髪の毛の100本は抜けていたことだろう。

レオが元気になって宮殿に絵をかきに来る。ヒュッレムはそれに気づき、ニギャールに金貨と手紙を持たせ「レオに渡して」と命じる。不審に思ったニギャールは袋の中を開けてみる。手紙には「ヒュッレムのことは忘れてこの金で新しい人生を始めるように」と書いてあった。

悲しみの翌日にもイブラヒムはいつものように大宰相の仕事をこなしている。反乱後の街の復興やらベネチア大使との謁見やらで忙しい。
市場でマトラクチュはアントニオ船長に出会う。サードゥカに手紙を渡してくれと彼に頼まれると、すぐにイブラヒムの家へ向かう。
手紙を渡しているところを窓から見たハティジェは彼らを結婚させようとするイブラヒムの意見に賛成する。
レオはヒュッレムからもらった金貨をよろこんでいないようだ。レオがヒュッレムを好いているとニギャールがヒュッレムに言うとヒュッレムは慌てだす。「どこから出たのその話は、なぜわかったの」と言うと「彼はあなたの絵を持ち歩いています」と答えるニギャール。
彼は「絵描きなのだから当たり前でしょう」とヒュッレムはそわそわして声を荒げる。

スレイマンはハティジェを心配して彼女の家を訪ねることにした。一緒にと誘われるがヒュッレムは断る
スレイマンはハティジェの家に行く。
イブラヒム
は「エジプトで法整備を整え巨額な税金がスレイマンの元に入る」と言うことと「ベネチア大使へ反乱の損害は全額報奨するが税金は払うように」と伝えたことそして「ベネチア元首の息子がイスタンブルにいるので会うつもりだ」と言うことなどをスレイマンに話す。スレイマンは満足げだった。

ハティジェはとてもうれしそうだ。兄スレイマンに留まっていくようにお願いする。妹の招待を断れないスレイマンはその夜宮殿には戻らなかった。こうしてスレマンに夫を殺された復讐を誓ったサードゥカには復讐のチャンスが訪れた。
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