オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【81話】E98
シャースルタンはもちろん信じないが、そこへメルジャンが来て、
「今回はヒュッレムが正しい」
と言う。そして彼は目撃したことをシャースルタンに伝える。
アフセンはエスキサライへ行く前にメルジャンにさらわれ、そして殴られる。その後アフセンの行方はメルジャンだけが知っている。
遅くなったことを言い訳するルトフィに、シャースルタンは離婚すると言う。
ディヤルバクルに医者は到着すると、リュステムの検診をする。シャースルタンの暗示にかかっている医者は
「今は何とも言えません。待たなければなりません」
と伝えるとリュステムは
「時間がない、大丈夫だと言え」
と脅かすが、
「嘘はつけません」
と怖がりながら医者は返答する。
その時
「ちょっと待ってください」
と、リュステムの髪からピンセットで何かを取り見せる。
それは病気の発症の証拠のようだ。
一方離縁されたニギャールはシャースルタンを訪ねる。
「離婚されるより命を取られたほうがましだ」
とニギャールは言う。彼女は相当落ち込んでいる。
「どうするともり?」(ネヤパジャクスン?)
とシャースルタンはニギャールに問う。
「貯めたお金があるので、だいじょうぶです」
というと
「そう悲しまないで、何かあったら言ってね」
となぐさめる。シャースルタンの家を後にしたニギャールはマトラークチュを訪れる。
ドアを開けたマトラークチュは
「ここで何をしているのか」
と驚くが、次の瞬間リュステムが離縁したと気づく。ニギャールは
「行く場所がないので家を借りるまでおいてくれ」
という。
「しばらくしたらここから出ていく。娘の場所ををしえてくれ」
と続ける哀れなニギャール。娘とはイブラヒムとの間に生まれた子だ。
そういえば、ニギャールは娘のために今まで生きてきた。そのためにシャースルタンの側について働いていた。
結局娘の情報はつかめない今、こうしてまたマトラークチュの元を訪れることになったのだ。
インド遠征で活躍をしたスレイマンパシャは宰相に任命されされた。そこへリュステムパシャの検診を終えた医者が戻ってくる。
彼は虱を見つけた。
もしハンセン病なら虱はわかないと言う。
彼はリュステム・パシャの病気の証拠ではなく、健康なしるしを見つけたのだった。
2つの馬が暗闇を走り続ける。その中には酒場で助けた同郷の女性・オリビアとリュステムがいた。
賢いオリビアがリュステムの髪に虱をつけておいたのだった。
こうしてリュステムは助かり、今イスタンブルに向かっている。
ヒュッレムは婚礼の準備をしながらリュステムを待っている。
するとリュステムが盗賊に襲われたという知らせが届く。
捜索に行かせるスレイマン。
心配するヒュッレムと喜ぶルトフィパシャ。
確かに盗賊に襲われたが、リュステムは馬車から抜け出し別に道を進んでいた。
空っぽの馬車をシャースルタンは襲わせたのだ。
もちろん空の馬車を守っていた者たちはみな殺されたと話すリュステム。
無事のリュステムを見てヒュッレムは安心した。
リュステムは襲われることを予知したのだった。
元気なリュステムに満足げに
「わが婿よ」(ダーマトゥム)
とヒュッレムは呼びかける。
そして婚礼とバヤズィト(バヤジト)とジハンギルの割礼(スンネット)のことが公表される。
そして婚礼とバヤズィト(バヤジト)とジハンギルの割礼(スンネット)のことが公表される。
盛大な式が行われる。
婚礼の日リュステムはマルコチョールとマトラークチュを見て勝ち誇ったようにはなしかける。
ムスタファもイスタンブルへやってくる。
ムスタファもイスタンブルへやってくる。
ミフリマーフは赤い衣装に身を包まれ婚礼の式へ向かう。
「これは婚礼ではない、葬式だわ。ふさわしい衣装は死に装束よ」
とミフリマーフは思う。
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