オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ 【73話】ハティジェの結婚式 E95

子供たちは母のことを話している。
罠にかかったというミフリマーフ。
罠は叔母たちが仕掛けたと兄弟に話す。

みんなは心配するが、なぜエディルネに行ったのかもわからない状態だった。
小さなジハンギルは特にかわいそうだ。

ハティジェと言えば悲惨な状態になっている。
結婚話が出てきたのだシャースルタンがスレイマンの決定なので、誰もこれを覆すことはできないというと、ハティジェは

「私はできるわ」

という。彼女は自殺を考えているのだった。
彼女の心にはイブラヒムしかいない。
思えばハティジェはかなり一途な人だ。イブラヒムを愛し続けている。ほかの人と結婚することは考えられないだろう。

そこでシャースルタンは打開策を考える。結婚後も自分と一緒にこの宮殿に住むことができるようにするとハティジェを説得する。

リュステムの家では、以前助けたオリビエに

「元気か」

と聞く。リュステムも同郷には優しい。

ニギャールがそこへやってきて、ミフリマーフのことを言いだし,リュステムを怒らせる。

ニギャールは沈みゆく太陽ヒュッレムからシャースルタンにのり代えろと勧めるが、
ミフリマーフのことを慕っているのでリュステムはなかなか決定できない。

シャースルタンはこの機会にリュステムを仲間に取り込むつもりだった。
そして彼に声をかけていたのだ。
リュステムはどうするだろう?

スレイマンは医者を呼びムスタファパシャの様態を訪ねる。
彼は助からないようだ。
だがもっとまずいことがおこった。

イスタンブルに黒死病が流行りだしたという知らせが届く。
スレイマンはすぐに処置するように命じるがこの黒死病のおかげで?ヒュッレムは宮殿に戻ることになる。

今のところヒュッレムの形成は大変不利だ。
敵国に金を借りたという理由が理由だけに許されることはまずないだろう。
命があるのさえ不思議なくらいだ。
それでもヒュッレムはまたラブレターをスレイマンに書いている。

「私を忘れないで」

と訴える。
ヒュッレムは
ハティジェのように愛を培ってきたのだろうか?
ハティジェの一途さとヒュッレムの一途さはおなじだろうか?
たぶん違う。
手紙では愛がすべてと書いているが、実際は愛よりももっと大事なものがあると思っていた。

リュステムはアランヤの海軍をついてスレイマンに報告する。
アランヤで許可なく船を動かし勝手な行動をしている者がいると言う。
ムスタファのことだ。
スレイマンは・・・

マニサへ手紙が届く。ヒュッレムが追い出され今エディルネにいることを知らせた手紙だった。
ムスタファと言えば、人質を助けに行く決心をする。
ハサンの息子が海賊に捕らえられ人質になっているとのことだ。
莫大な身代金が要求された。

「助けてください」

とムスタファに頼む父ハサン。
すぐに助けに向かう勇敢なムスタファだが、またスレイマンの許可を受けずに行動してしまう。以前にもスレイマンは

「許可なく行動するな」

と注意したことがある。命令無視は2度目も許されるのだろうか。

ハティジェの結婚式
今日はハティジェの結婚式の日、ハティジェのやりきれない心をギュルフェムに打ち明ける。
いつものようにハティジェを励ます彼女。
涙を拭きハティジェは結婚式へ向かう。

スレイマンはハティジェの夫にプレゼントを渡しながらイブラヒムを思い出す。
ハティジェもイブラヒムとことを考えている。
披露宴では
カーディーの息子も招待されていた。
ブルサに言っていた息子アフメトは立派になって戻ってきたようだ。
カーディーの奥さんがヒュッレムがいないのでどうしたのかと尋ねる。

そうなのだ、ヒュッレムはまだエディルネにいて、結婚式には参加できなっかった。

スレイマン宛てのヒュッレムからの手紙をメルジャンは受け取る。
それをスレイマンに渡さずシャースルタンに渡す。
彼女は手紙を破り捨てる。ヒュッレムの手紙はスレイマンには届いていなかった。

エディルネ
ヒュッレムの元にリュステムから知らせが届く。
2人の金貸しは見つからないとのことだった。
手紙はハティジェの結婚についても触れられていた。

リュステムはどちらの味方に付くのだろうか。
ニギャールはリュステムが自己利益を一番に考える人だから、シャースルタンがハレムのトップになるのもまじかだし、シャースルタンにつくだろうと考える。

結婚後ハティジェはいつかは家から出ていくことになるが、しばらく家に残ることを夫に伝える。ハティジェだけでなく、夫も幸せではないようすだ。

夫はハティジェにプレゼントを渡す。
そして元イブラヒムの家から出ていく。
二人は結婚式の日の当日から別居することになったのだ。

シャースルタンはもう一度リュステムを呼び、宰相の地位とヒュッレムの命を取り換えようと持ちかける。
リュステムはどうするのだろう?

リュステムは一歩うわてだった。
アヤス大宰相を通してスレイマンに自分を宰相に推挙させていた。

それだけでなくリュステムとミフリマーフとの結婚もアヤスパシャは推薦した。

リュステムはヒュッレムを訪れシャースルタンの申し出について話す。
ヒュッレムの命を奪うように命じられたことも・・・

そのうえでヒュッレムにミフリマーフとの結婚を賛成しててくれるようヒュッレムに取引を持ちかけた。
ヒュッレムは大きな目を空けて驚くが・・・

あれ?
でもリュステムには今すでにれっきとした妻ニギャールがいた。

ルトフィ・パシャ夜遅く帰ってくる。
どこに行ったのかとシャースルタンに尋ねられると彼はごまかすが、実はヒュッレムに呼ばれてエディルネまで話をしに行ったのだった。

そこでハティジェとシャースルタンが同じ人を愛していたとヒュッレムから聞く。イブラヒムのことだ。

えっ!シャーがイブラヒムを愛していたの?
私たちも知らないが、ルトフィパシャは ショックが大きすぎてシャースルタンに気を遣う力も残されていない様子だ。
彼にはシャーと会話する気力は残っていなかった。

2人はもともと愛のない政略結婚だったがシャースルタンを慕う彼のストレスはたまる一方だ。
ミフリマーフはジハンギルが寂しがっているので彼と一緒に母の訪問したいとスレイマンに頼む。
許しをスレイマンから得てエディルネヘ向かうが、これはミフリマーフにとって楽しい旅路にならなかった。

イスタンブルでは疫病がはやっている。
ムスタファパシャもそのため亡くなった。

スレイマンの遠征中ムスタファ皇子がマニサから攻めてくると言う罠がシャースルタンによって仕掛けられた時イスタンブルを任されていたパシャだ。

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