オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【43話】【44話】イブラヒムの最期 E 82

43話あらすじ
シャーが会いに来る。
なぜ来たかを理由を知りたかった。シャーはヒュッレムをほめる。

「貞淑で良き母で皇帝には忠誠をつくしている」というと、
「騙されぬように」
とイブラヒムは答える。
どうも二人の折り合いは良くなさそうだ。

スンビュルアーはジハンギルに面白い話をしていたが、2人をみたヒュッレムが入ってきた。

そしてシャーとイブラヒムのことを聞く。
スンビュルは
「二人は一日中一緒にお話しする仲だった」と答える。

マニサではかってイブラヒムが従事していたサルハーン農場へムスタファは行き、農場の主人と話しながらイブラヒムのことを思い出す。

主人はイブラヒムの作った船を見ながら
「いつかこの船に乗ってお母さんのそばに行くんだ。あなたも一緒に連れて行くからとイブラヒムが話したことがある」という。

ところで一度イブラヒムは故郷に帰ったことがあるが、もうすでに母はあの世に旅立っていた。

(イブラヒムはハティジェとの恋に悩み、すべてを棄てて宮殿を去った時に故郷を訪れてる)
会えなかったのだ・・

農場の主人は船をイブラヒムに渡すように頼む。

マニサの人々はイブラヒムに今何が起こっているのかを知らない。

イフタールの食事中に、スレイマンの記憶は過去をさまよっていた。

皇子時代に弓矢で撃たれるところをイブラヒムに助けられ、イブラヒムとスレイマンは抱き合ったことを思い出し心が痛む。

急にスレイマンは席を立つ。みんなも驚き不安になる。 スレイマンは
「眠りたい (ウユマック イスティヨルム)」と言う。

一方、シャースルタンと夫・ルトフィ・パシャが話している。
彼らはどうもイスタンブルで権力を得たいと願っているようだ。

シャースルタンは
「もうコンヤに戻りたくない」という。
けれども
「イブラヒムがいる限りそれは難しい」という夫。

夫も何か恐ろしい感じがする。
「イブラヒムの権力がいつまで続くか見てみよう」と独り言のように妻シャースルタンに話す。

イブラヒムには第二の敵が現れたようだ!

44話 同志イブラヒム
ヴァイオリンを練習しているハティジェ。
「笑わないで、いまにできるわ」
「わかったよ」とイブラヒム。
またヴァイオリンを弾き始めるハティジェ。

気持ちよさそうに聞いていたイブラヒムは
「違う、長く・・」
と教えるとハティジェは今度はイブラヒムの思うように上手に弾き始めた。満足そうに見つめるイブラヒム。

ハティジェは「どんなにがんばってもあなたのようには弾けないわ」と言いながら笑みを浮かべる。

こうしてイブラヒムはハティジェにヴァイオリンを教えながら、母を思い出し、

「母は私たちをヴァイオリンの音で寝かしつけていたよ、だがニコはすぐ寝ちまった。
ほんとにすぐにね。
なぜって家のすべての仕事をニコにやらせてたんだよ。だからすぐ寝込んじまった・・・

だが私は最後までを聞いていたものだった。母が怒ってもう寝なさいテオって言うまでね」

と言うイブラヒム。

「彼女が恋しいのね、そうでしょう?」

と言いながら彼女はイブラヒムを慰めるようにやさしく包み込んだ。

 このように最後の楽しいほんわかしたときを、ハティジェとイブラヒムは過ごした。

シーンは変わって、スレイマンは白馬に乗って走る。海を見に来たのだ。またイブラヒムのことをあれこれと思い出している。そしてついにアヤスパシャを呼び出す。

一方宮殿ではヒュッレムがする慈善事業のためにアヤスパシャに会いに来たカーディーとイブラヒムが宮中で立ち話をする。

慈善事業をイブラヒムにするように促すカーディーに対して、

「ヒュッレムの慈善は見せかけだ。本来慈善は密かに行うべきものだ」

とイブラヒムは批判する。そしてイブラヒムは大きなノートを見せる。そこにはイブラヒムが訪れた町々や村々にジャーミ・学校・水道・等々多くの慈善をしてきたことが書かれてあった。カーディーは返す言葉もなかった。

スレイマンに会いに来た。イブラヒムは遠征について話にきたのだった。
その時スレイマンは

「夕食の時に話そう」

とイブラヒムを夕食に招待する。

最後の夕食へ向かう前に子供たちと楽しそうに話すイブラヒム。

ハティジェは胸騒ぎがするので行かないようにと頼むが、スレイマンの招待を断ることができないと出かける。

ハティジェには

「イフタルの食事の後に会おう」

と言う。

これはハティジェが最後の聞いたイブラヒムの言葉だった。

ラマザーン中の夕食イフタルにはヒュッレムも呼ばれた。

3人で食事をする。

イブラヒムはローマ遠征について話す。
アイビゲと相思相愛だったあのマルコチョールにも遠征のことを伝えたという。

そういえばマルコチョールはアイビゲとその後人生と共にしなかったのだろうか。

ヒュッレムの顔は険しいが、
イブラヒムは妻のハティジェと2人の子を連れて家族だんらんを過ごすためエディルネに行く許しを請う。
スレイマンは

「よろしい」

と答えるが胸中は・・・

ヒュッレムは席を外したいという。
部屋へ帰る途中イブラヒムが何をしてもスレイマンの信頼は揺るがないとヒュッレムは悔しがる。

最後の晩餐とも知らず、イブラヒムは遠征の話を嬉しそうに続ける。

そういえば若き2人はローマ征服の夢を抱いた。
そして今まさに2人はローマ遠征に向かうまでに勢力を拡大したのだ。

イブラヒムが席を立ち帰ろうそうとするとスレイマンは泊るように言う。

イブラヒムはスレイマンの愛と信頼を確信して眠りにつく。スレイマンは眠らないよう懸命だがついに眠りが彼を訪れる。 

すると黒づくめの軍団が宮殿に現れ、イブラヒムは首を絞められる。息絶えた後イブラヒムの眼から一粒の涙が落ちる・・・



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