オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ 【18話と19話】 (E71)
カーディの申し開き
「法官は3種類あります。一つは天国へ、残りの2つは地獄へ行きます。良心の呵責はありません」天国へ行けるのは公正な法官の身だそうだ。
こう堂々と答えるカーディーに、スレイマンは過去の偉人の公正さを引用しカーディーの注意深さを称賛した。カーディーとスレイマンの初対面がこの時だった。
これ以後スレイマンは何かあると彼に相談にいくようになる。
ヒュッレムのたくらみ
スレイマンとフィルーゼが食事をしようとしている。
そこへジハンギルの具合がよくないと知らせが入りスレイマンが慌てて出ていく。
フィルーゼは眠り薬のはいった食べ物を口にし寝込んでしまった。そこへ
リュステムが入ってきてフィルーゼを亡き者にしようとする。
リュステムがバルコニーから投げ落とそうとしたちょうどその時、ドアの開く音が・・
果たしてフィルーゼは助かるのだろうか。
ハティエジェとイブラヒムの愛の行方
愛する人の心を失ったハティジェの苦しみは計り知れない。
ハティジェはイブラヒムのことで長い間苦しんだが、ギュルフェムのアドバイスを受け入れた。
子供たちのためやり直そうを決心し、イブラヒムにそのことを持ちけた。
ハティジェの苦しみは終わることがないだろうとイブラヒムは予想していた。
こちらも、
「それでもあきらめずに待て」というマトラークチュのアドバイスで、イブラヒムも何とか平静を保とうとしていた。
ところがハティジェはイブラヒムと仲直りしようという。条件は
だが以前イブラヒムが書いた手紙を焼いてほしいと頼む。
そうすればハティジェはイブラヒムが以前プレゼントした指輪をはめると言った。
だがイブラヒムは首を横に振り出て行った。
あれ?今度はイブラヒムが避けたようだ。わけがわからない。
だがまだまだ話は続く。その後ハティジェは手紙を暖炉にくべて泣いていると、なんとイブラヒムが戻ってきた。
アーシュク(愛)とは不可解なものだ。
フィルーゼのその後
リュステムがフィルーゼをバルコニーから下へ投げようとしたときニギャールが入ってくる。
ニギャールはヒュッレムたちが話している計画を実は聞いていたのだった。
ニギャールは止める。
リュステムはニギャールの説得に応じるのだろうか?
彼は応じた。
フィルーゼはニギャールによって助かった。
ニギャールの不可思議な行動
その後
ニギャールはヒュッレムを訪ね、リュステムの妨害をしたことを話す。ヒュッレムは「あなたは誰の味方なのか」
と尋ねると
「復讐が完結するまでは、あなたの味方です」
と言う。
けれどもニギャールはハティジェにもその出来事を伝えに行く。その時にはヒュッレムに対する態度と全く逆にハティジェに味方しているように振る舞う。
ニギャールのスパイ活動は日に日に活発化していく。
ニギャールは何を目指し、どこへ辿り着くのだろう。
フィルーゼはヒュッレムへ警告する
目覚め、事の次第を理解したフィルーゼはヒュッレムに会いに行く。そして無理やり部屋に入り昨日の夜のことを話す。
二度としないようにフィルーゼは厳しくヒュッレムに言うが、アフィフェが来て止める。フィルーゼは少しずつ変わっていくようだ。
(今のフィルーゼの髪形はあまり似合わないような気がする)
19話
ヘレナをめぐってムスタファ皇子が動き出す。婚約者のアッバース・アーに会いに行き、ムスタファは
「ヘレナの父の借金を肩代わりするので、婚約を解消するように」と迫る。
父親は婚約解消の吉報をヘレナに伝えるが、同時にムスタファがヘレナを望んでいることも伝える。
イブラヒムの問題もつきない。フィルーゼを殺そうとしたリュステムをスレイマンは守ろうとしているのだ。
スレイマンはイスタンブルから遠くへ彼を赴任させないとイブラヒムに伝える。
ニギャールもイブラヒムを攻め立てる。
子を殺した女性と一緒に住んでいるのかと・・・
こどものことを初めて知ったイブラヒムは・・・
イブラヒムはスレイマンの家族を食事に呼び、愛の証である指輪をはめる。
彼らが帰った後イブラヒムはニギャールから聞いた子供のことをハティジェに尋ねる。
その時見知らぬ女の子の映像が現れる。
保母さんとおもちゃで遊んでいるこのかわいい女の子は誰なのかな?
ギュルフェムの言う真実とは?
「彼は急に尋ねたのよ。彼が知っていることに驚いたわ。
死産だったと伝えたわ。
けれども信じたかどうかわからないわ」
「あらまどうしましょう。 皇女様、真実を伝えたほうがよろしいではないでしょうか?」
とギュルフェムが言う。
とギュルフェムが言う。
え?真実って?
「だめよ。もしイブラヒムが子供が生きていると知ったら、必ず彼女を探すわ」とハティジェは答えた。
「だめよ。もしイブラヒムが子供が生きていると知ったら、必ず彼女を探すわ」とハティジェは答えた。
ニギャールがアフィフェに呼び止められる。
「お前に二人の求婚者が現れたのだ。
彼らがあなたを見るように、あなたも彼らを見てごらん。早くおいき」と言う。
「お前に二人の求婚者が現れたのだ。
彼らがあなたを見るように、あなたも彼らを見てごらん。早くおいき」と言う。
ところがニギャールはリュステムを訪れ、お互いを守るために手を組もうと持ちかける。リュステムと結婚したいとニギャールは言う。
リュステムはどのように対応するのだろう?
次の日ニギャールに縁談話が持ち上がる。
2人の男が申し出るが、リュステムの姿はなかった。
カーディーの裁判の様子を密かに見ているスレイマンの前で、カーディーは見事な判決を下す。
迅速な裁判は当時ヨーロッパに使者たちをも驚かせた。
1日に40以上の裁判をこなす公正で知識の深い情け深い
カーディーはスレイマンに気づき家に招待する。
そこには素晴らしいバラ園があった。
カーディーはこのバラ園にいる時が一番好きだという。
オスマン人たちの多くは仕事をする傍ら花々をこよなく愛した。
ドラマでは一貫性のない自己利益を追求する政府の要人たちがよく登場するが、このカーディーは実際に生きていたオスマン人たちの姿を彷彿させる何かがある。
大国となったオスマン帝国のこれからの法律についてスレイマンはカーディーと話し合う。
カーディーは
「裁判も花の本質的には同じだ。この花々は人間に似ている。水を上げなければ枯れる。大事なのは量だ。水が少なくても枯れるし、多く上げてもくさってしまう。」
という。
マニサへヒュッレムは同行できないと知りショックを受ける。