オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【31話】E76

31話
スレイマンがヒュッレムの元を訪れる。喜ぶヒュッレムだが、彼はジハンギルを見に来ただけだった。がっかりするヒュッレム・・フィルーゼがいなくなってもスレイマンの心はヒュッレムの元へは戻らなかった。

フィルーゼはといえば、リンゴ産地のアマスィヤへ行く途中サファヴィー朝の家来たちが彼女を待ち受けていた。
ヒュッレムが情報を流させたのだ。フィルーゼは姿勢を正し、毒を飲むこともなくオスマン帝国の敵サファヴィー朝の本拠地へ戻っていった。
だが彼女はフィルーゼではなかった。彼女はフィルーゼに仕えるヒュメイラだった。矢原間者だったのだ。恐るべしフィルーゼ!

御前会議ではヨーロッパの情勢について活発に話し合われる。
一方ローマ法王のいるバチカンでは、フランスを仲間に引き入れようと会議が行われる。
だがフランスはドイツを恐れてオスマン帝国と条約を結びたがっているので、ヨーロッパの結束を固めるのはかなり難しい状況だ。

ヒュッレムはヒュッレムの名においてワクフを作ることをカーディーに話す。そして彼に助言を頼む。 

ワクフとはアラビア語で止めるという意味だ。基金を作りその収益で学校や水飲み場を作り管理したり、孤児や寡婦に援助したりなどの慈善を行うシステムのことで、カーディーは大変喜びし、ワクフを作ろうとするヒュッレムをほめる。そして次の言葉を引用する。
「与える手は貰う手よりもより善い」(ヴェレン エリ アラン エリデン ダハ ハユルル ドュル)
今までの皇帝妃たちはイスタンブルでワクフを作ったことはなく、皇子と共に住んだ地域に作ったが、ヒュッレムはここイスタンブルで慈善事業をしたいと言う。

カーディーは家に戻ると彼の妻にヒュッレムが会いたいと言っていると伝える。カーディーの息子アフメットは悩みが多い。
立派な父を持ったプレッシャーからなのか、夜な夜な酒場を歩き回り、憂鬱な気分を紛らわしている。ある晩アフメットは酒場で騒いでいるところをイブラヒムに見られる。

マニサから手紙を届けに来たムスタファの腹心ヤフヤーはイブラヒムに返事の手紙をもらいすぐかえるはずだったが、恋が邪魔してその命令を全うできなかった。

ヤフヤーはほかの者に手紙を届けるように頼んだのだ。理由はミフリマーフだった。 彼女と少しでも一緒にいたいという気持ちが彼の判断を誤らせた。
手紙はマヒデブランには届かなかった。
リュステムが途中で奪いそれをヒュッレムに渡した。その手紙を読んだヒュッレムは何かひらめく。

一方イブラヒムはスレイマンにエディルネに行くことを許してもらう。
だが彼が向かった先はブルサだった。
イブラヒムはヘレナと結婚しないようにムスタファを説得する。

イスタンブルではヒュッレムがブルサにいるイブラヒムのことをスレイマンに話す。彼女はムスタファとイブラヒムが謀反を企てていると言い、リュステムが奪った手紙を見せる。
2人の運命は?スレイマンはどう対処するのだろうか?

ところでニギャールはどうしているのだろう。彼女は娘と一緒にいる手立てが見つからないため最終手段に出る。娘を連れて逃げ出したのだ。
リュステムはニギャールが金銀を持ち出したことに気づくが・・・

(32話) E77

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