オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ 【16話と17話】E70
16話
カーディーはパン屋たちを厳しく取り締まっていた。人々はカーディーを恐れているようだ。
17話
イブラヒムはイスケンデル・パシャの配下の者をけん制し始めた。
左遷しようと試みているとリュステムがスレイマンに話したからだ。
ヒュッレムとフィルーゼの関係は完全に絶たれた。フィルーゼがスレイマンの新しい相手であることが明らかになったのだ。
ハティジェもヒュッレムに対して威勢がよくなり、
「あんなに信じていた愛は終わったのよ」
(チョク ギュヴェンディーンアシュク ビッティ)
と勝ち誇ったように言う。
一方ムスタファ皇子と母マヒデブランはマニサに到着する。
ムスタファはつくとすぐにヘレナに会いに行く。だがヘレナかよい顔をしない。
ヘレナはムスタファがイスタンブルにいる間、婚約しもうすぐ結婚することになっていたのだ。
ヘレナはムスタファから離れていく。
イブラヒムと言えばハティジェの気持ちをまた獲得するためにいろいろと試してみるが、ハティジェはかたくなに心を閉ざしている。
だがハティジェはイブラヒムがプレゼントしてくれた指輪をはめては外す。心が揺れ動いているようだ。
17話
スレイマンはヒュッレムから心が次第に離れていき、今はフィルーゼに夢中のようだ。
「フィルーゼを愛しているの?」(フィルーゼイェ アーシュクムスン)と聞くとスレイマンはだっまてうつむいているだけだった。
みじめな気持ちのヒュッレムは、砕ける心を何とか守るようにバルコニーへ出て海を見る。
その後
リュステムにフィルーゼをどうにかしてくれと頼む。
左遷しようと試みているとリュステムがスレイマンに話したからだ。
イブラヒムはリュステムをイスタンブルから遠ざけようとし彼をテケの知事に任命した。そのことをスレイマンは知る。
ハティジェはイブラヒムは以前にもらった指輪をみながらギュルフェムに心のうちを話す。
ギュルフェムは苦悩するハティジェにこのままではいけない忠告するとはティジェは怒り出て行ってとどなる。
イブラヒムはフィルーゼと初めて対面し、
「敵は強力だから気を抜くな」とフィルーゼにアドバイスする。そしてキラズをみはりとしてつける。
ヒュッレムの4男・ジハンギルは食べ物を食べない。「フィルーゼはなぜ来ないの」と尋ねてヒュッレムを困らせる。フィルーゼに会いたいのだ。
ジハンギルはかわいそうにあの小さな心を痛めている。ついにジハンギルは寝込んでしまう。
その様子をみてフィルーゼを呼んでしまうミフリマーフだが、そこへヒュッレムが来る。凍てついた雰囲気の中ヒュッレムは
「なぜ来たの?」とどなる。
そしてさらに
「もしこれほど勇敢なのだったら、なぜ弱者のように隠れたの?」とフィルーゼに尋ねる。
フィルーゼが
「恐れました。スレイマンを失うことを恐れました」言うと、
「人は持っている者をなくすことができる」とヒュッレムは答える。フィルーゼはもともとスレイマンの愛など持っていないのだ。
持ってもないものを失うことはできないと言いたいのだった。
勿論フィルーゼはそうは思っていないが・・・
マニサでは再び目の前に現れたムスタファを涙で迎えたヘレナだった。
抱擁を期待したムスタファだが、彼女から平手を食らった。
ヘレナは婚約したことを伝え、もうこれ以上話せないと言って去って行った。
ヤフヤーは何故隠したのですか?と聞くと、
最初は遊びだったが・・・
ヤフヤーは「側めになさっては」と進める。
家に泣きながら戻ると、リタが
「あなたは彼を愛しているのよ、結婚しないで」進めるが、
だが「運命だから」と、ヘレナは受け入れているようだ。
皆がカーディーの噂をしている。その厳しさはスレイマンの耳にも入る。
ムスタファがスレイマンにそののついて知らせを持ってきた。みんなから不平が届いているとのことだった。名はエブッスード。
イスタンブル法官だった。
カーディーは宮殿に呼び出され、スレイマンに訴えについて詰問される。
商人たちに不公平なさばきをし、思い罰をあたえたというのだ。
果たしてカーディーは何と答えるのだろうか。