【本レビュー】『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 』
アマゾンプライムで無料で見られる電子書籍です。知り合いから借りて読みましたが、とてもわかりやすいので是非皆さんもご一読を。年金、ニーサ、国債、インデクスファンドに一切興味のない若い方にぜひおすすめです。お金に興味がないけれど、今をそして将来を自由にいきたい方、お金の心配をあまりしないで生きたい方は必読です。
アインシュタインも言っていたそうですが人類最大の発明とは複利だそうです。
題名は
『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 』Kindle版 山崎元 (著), 大橋弘祐 (著)
国債は損をしないそうです。
日本国と銀行とどちらが先につぶれるとおもいますか?
日本国だと思う方は銀行に貯金するでしょうし、銀行が先につぶれると思う方は国債を選ぶでしょう。読んで知ったことですが、国債10年物でも1年以上たつと解約は自由にできるそうです。お金が途中で必要になったら解約ができるので安心だと思いました。
老後に必要な計算の仕方も面白いです。考えによっては思ったより簡単に費用を確保することができるのではないかと思います。日本の方は現金は安心だと思っていることが多いですが、インフレを考えると現金として持っているだけで少しづつ損をしていくのだそうです。投資信託で買うメリットの説明もわかりやすくて面白いです。
お金を使うときの注意も書いてあります。家は買う、買わない?医療保険のいらない理由は?
どうしても生命保険に入りたいなら生命のみの単独の保険がいいようです。貯蓄型の保険はなぜ損なのかも書いてあります。
得する制度・ニーサを使ってインデックスファンドを買う方法や年金と確定拠出年金のこともよくわかりました。若い方には特にここ(チャプター5)は読んでいただけたらなと思いました。
以下は本文からの抜粋です。
最後に一番大切なことは何?
「最後にお金を運用する上で一番大切なことを教えてください。」
「ちゃんと働くことだね」
「えっ、そうなんですか?」
「何かおかしい?」
・・・
「労働だって立派な投資だよ。・・・」
「自分の値段みたいなものですね。」
「・・・人的投資を大きくするのは安全で効率的な投資」
・・・
労働が投資という考え方は興味深いですね。投資のイメージが少し変わりました。
というわけでコンテンツはこんな感じです。
Chapter1 お金を安全に持っておく編
01 定期預金よりましな方法はないの?
02 日本経済ってやばいの?
03 えっ?銀行に近づいちゃいけない?
05 ネット証券の選び方は?
06 本当に国債はそんをしないんですか?
Chapter2 ちょっとリスクをとって運用する編
07 老後ってホントはいくら必要?
08 普通預金は安全なんですよね?
09 外貨預金は銀行のカモになる?
10 投資ってずっとパソコンの前にいないといけないんですか?
11 投資信託ってあやしくないですか?
12 投資した資金は本当に安全?
13 結局どの投資信託を買えばいいんですか?
14 どうして投資信託はお金が増えるの?
15 今日早宝くじは駄目ですか?
16 素人が手を出してもいい金融商品って何ですか?
17 えっ、一万円でアップルの株が買える?
18 投資をしたらいつお金がもらえるんですか?
Chapter3 お金を使う編19~23
Chapter4 得する制度を使って実際に買ってみる編 24~28
Chapter5 年金と確定拠出年金編
29 年金てややこしくないですか?
30 確定拠出年金って何ですか?
31 確定拠出年金ってどれくらい得するんですか?
32 確定拠出年金の始め方
33 一番大切なことは何?