トルコドラマ『mother 』54話、55話、56話前半(E22) ほかの子を好きになることができるかしらと・・・

通りで人形を売っていたメレク(トゥルナ)はすぐそこの角にゼイネプがたっているのを見た。思わずは走っていったが、足が途中で止まった。

彼女は最後にゼイネプに言われた言葉を思い出したのだった。ゼイネプは(メレク)トゥルナを手放し遠くの場所へ行くといっていた。メレクは逃げるようにその場を去った。

ゼイネプの産みの親・ギョニュルはジャヒデに会い「メレクがどんなだか尋ねないのですね。心配していないのですね。ひどい状態なのに」と育ての親ジャヒデに言う。「自分の重荷が足りないかのように弟の面倒まで見ているのですよ。」とギョニュルは続けた。 ジャヒデはメレクたちのしあわせかゼイネプの不幸かを選ぶように迫った。

 ジャヒデはアリの出版した本ゼイネプを読みながらため息をついた。それを見ていた娘のガムゼがなぜため息をついたかを聞いた。

母ジャヒデはメレクのことをこれではゼイネプが忘れられないからというのだった。

今日はドゥルの誕生日だった。だがなぜか彼女はカラ元気で、調子がおかしいい。

メレクは弟ハサンの世話をしていた。本当に良い姉だ。だハサンの母親のシューレは自分のことで忙しく、シューレと言えば以前のままだ。メレクは弟ハサンの予防注射のことを気にしていいた。接種期限が過ぎようとしているのだが、シューレは病院へ連れて行こうとしなかった。

「つれていくわよね、知っているでしょう、予防接種をすれば病気にならないってことを」と頼むように言うメレク。 

シューレは「あんたから習うのかい」と言ってメレクを悲しませる。 そこで代わりにメレクが壊れた買い物かごにのせて連れて行った。そこで待っている間看護師たちがネットにでている教師の友人たちの話をひているのを見た。ピカと何かひらめいたメレク!

彼女は看護師のそばにより先生の名を検索してほしいとゼイネプの名前を言った。

調べると彼女は半年前に結婚し今はカメラマンの仕事をして言うようだとわかった。メレクは結婚式をどこで上げたかを聞いた。イスタンブルですか其れとも遠い場所?」

看護師はイスタンブルよと答えたので、メレクはショックを受けた。最後にゼイネプが言った言葉と違っていたからだ。

一枚の写真からメレクが生きていることを知ったギョニュルはメレクの居場所を突き止めた。悲惨な状況を見て思わず声をかけようとしたが、できなかった。そこで食べ物やおむつや服を詰めた段ボール箱を家の前に置いてそっとメレクの様子を見ていた。けなげなメレクを見て胸が痛みすぐにギョニュルに電話したが、やはりメレクのことを話し出せなかった。

ギョニュルはずっとこのことで悩んでいた。

ジャヒデもあせっていた。ゼイネプの幸せのためについた嘘を隠すために、まずはメレクたちの様子を調べさせた。

どうしてもメレクをゼイネプから遠ざけたかったのだ。

ガムゼはお金で解決するしかないというと、ジャヒデは「そうね」と思った。

ハサンが熱を出しメレクは看病していたが薬がなかったので近所の親切なおばさんのところを尋ねた。するとおばさんは自動相談所へ連れて行った。

そこにちょうどゼイネプたちが養子縁組のために子供を見に来ていた。

ゼイネプとさっきメレクのことを話したばかりだっだ。「最後に観たビデオではメレクは幸せそうだったわ」とギョニュルが言うと娘ゼイネプは
「かのじょをわすれることができないわ。わすれたいともおもってもいないけれど、こわいの。彼女以外の子供を好きになれるかどうか・・・」(Unutamıyorum onu, zaten unutmak da istemiyorum ama korkuyorum bazen başka bir çocuğu sevebilecek miyim diye)

でも幸せなふりをしていなければならないので疲れるのだそうだ。ゼイネプがメレクのことを心置きなく話せるのはギョニュルだけだった。そういえば3人で逃避行をしてたなあ・・

その時ギョニュルは耐えられなくなってゼイネプにメレクが生きていることを今言おうと思ったがシナンが来たためまたまた言えなかったのだ。

一方シューレはまた仕事を失って探すのに忙しかった。ようやく良い仕事が見つかった。歌手としての仕事だ。

ちょうどそのころジェンギズもあだ名でよい仕事を見つけた。これはジャヒデの仕業だった。ジャヒデは彼らをイスタンブルから離れさせようとしたのだ。

ところがシューレの歌手としての仕事は割りがよくジェンギズはその仕事を喜んだ。ジャヒデの計画は失敗した。

ちょうどそのころ、メレクを目の前でみたギョニュルはさらに悩んでいた。ギョニュルの相談にのるのはいつのころからか義理の母ゼイネプの役になった。ゼイネプは母もしあなたが孫に話せないなら孫の旦那に話せばどうかね」

と言われ、ゼイネプはシナンにとうとうメレクが生きていることを話してしまった。

 ドゥルの誕生日会でアリとドゥは別れた。そのために泥酔したドゥルゼイネプの家に泊まった。心配したゼイネプはアリに何とかしてくれと話すとアリはあなたが好きですと答えたので、驚いたゼイネプはアリに紹介してもらった仕事をすぐにやめなければと考えた。

だがその日養子候補のかわいい女の子がゼイネプの会社に訪ねてくることになっていた。会社のレストランで二人は会っていた。

一方新聞でアリの書いたゼイネプという本の紹介を読んだメレクはまだゼイネプが自分のことを忘れていないのだと気づき、急いでアリの会社に行った。

メレクは偶然ゼイネプとその女の子が楽しそうに話しているのを見てしまった。ショックを受けて泣く泣く家に戻り、またハサンの世話をし続けた。

 ギョニュルから真実を知ったシナンはすぐにジャヒデの元へ向かった。そして嘘をつき続けられないとシナンはジャヒデに言っているところへゼイネプが来た。

ゼイネプの平和な生活はまた混沌へと・・・

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