【長期投資】ユニリーバの懸念材料と安心材料

長期投資に最適な優良企業一覧(2018年8月現在)

を見て考えました。もし金が貯まったら持ちたい企業の株はどれ?
UⅬユニリーバがいかなあ。商品の身近でユニリーバのお茶を飲んだこともありますし・・・
というわけでULの投資判断を参考に見ました。85点なのでなかなか良いほうに入りますね。
現在の状況はというと、今週はどうもお買い得ではないようですね。ULのコードはありませんでした。でもPGが4☆ですね。いやまってください。ULはアメリカの銘柄ではないので、表外にあるんですね。
ユニリーバを買うとしたらどんな懸念材料はあるのでしょうか?
ユニリーバがオランダとイギリスに拠点を置いているので、米国からオランダの株を買うと配当金に15%の税金がかかります。日本からだと英国扱いで通常の外国源泉徴収課税(アメリカの株を買うときなどに払う税金)10%がかからないので日本の投資家にとってはむしろ有利になりますね。オランダ政府は最近、2019年に配当金源泉徴収を廃止すると発表しましたので、アメリカからでも税金がかからなくなるようです。また配当金は為替レートの変動に応じて受取配当金が変動します
ユニリーバの業績で企業固有のリスクと考えられることは、
●為替相場の変動(ユーロが高くなると売上高と利益が減少)
●商品価格の変動性(仕入れコストの変動が価格の変動につながる)
●新興市場における経済状況
ですが、これらの要因はユニリーバの長期的な収益力に影響を与えることはないようです。
重要なリスクと思われるのは、ユニリーバの買収戦略でしょう。同社は2015年以来20社以上の企業を買収しており、今年後半に本社を統合する予定です。統合してより効率的になれるかどうかは懸念材料の一つです。

また最近はオンライン消費支出が増加し、より健康的でより現地の製品を好む消費者の増加が拡大し続けています。そこで、ユニリーバは人材確保に力を入れ現地マネージャーを積極的に採用していますが、会社の規模が大きいため現地の新興企業と比較してフットワークが軽くないところが懸念材料のひとつです。
ユニリーバの新興市場への集中は、これらの地元ブランドと戦わなければならないことです。彼らは既に特化した分野で市場シェアーを保持していますから。
ユニリーバは財政力を強め地理的に拡大を図り、製品の多様化を推し進めていますが、世界市場シェアを維持しここ数年で成長させることができるかどうかはわかりません。かなり厳しいかもしれません。

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