オスマン帝国外伝シーズン2あらすじ 55話と56話 エピソード52

牢に入れられたイブラヒムの出来事はハティジェをまた悲しませることになる。スレイマンは迷う。今までのイブラヒムと共に歩み築いてきた帝国・・・イブラヒムは彼にとってただの部下ではない。同行者であり友でありそして義兄弟でもある。
彼は葛藤する。母后にその胸の内を打ち明けると母后はもちろんイブラヒムを許すように促す。

イブラヒムはスレイマンの御前に引き出される。スレイマンはイブラヒムと話をした後、決断する。イブラヒムの運命は? 生か死か。

イブラヒムにスレイマンは報奨としてそして罰としてスレイマンのミュフル(印)をもう一度持ち歩くようにとそれを返す。
「さあ立て」と言いイブラヒムを抱きながらスレイマンは言う。

愛は太陽のようであれ、
友情は流れる水のようであれ
過ちを覆う時は夜のようであれ
謙虚さは大地のようであれ
怒りは死人のようであれ
在るがままに見られよ
見られるがままに在れ(注1)」
聖メヴラーナの言葉を引用するスレイマン・・・

二人の絆はさらに深まった。
ハティジェは悲しみのふちにいる。誰も慰めることはできない。誰もがイブラヒムの生を諦めかけたところへイブラヒムが戻ってくる。

婚約式を無事終え、アイビゲの父の帰る日が来る。
エフスン(ノラ)の正体をマヒデブランにファトマが知らせる。ヒュッレムはギュルアーとノラに対して怒る。ノラはムスタファに弁解するが・・・

ハティジェは毎日遅く帰るイブラヒムを疑い始める。一方イブラヒムが外国出身ということで反対勢力がイブラヒムを亡き者にしようと暗躍している。
夜イブラヒムの家に集団が押し寄せてくる。そして家に火をつけようとする。

マヒデブランと言い争うヒュッレムにムスタファは母をかばい、彼女にきつい言葉を投げかける。

このことを聞いたスレイマンはムスタファへ謝罪するようヒュッレムに命じる。
一方、マヒデブランに捕まったノラの身には危険が迫る!


(注1)7つの教訓はいくつかのバージョンがあります。

コンヤでよく引用されているバージョンはこちらから
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