オスマン帝国外伝シ-ズン2あらすじ 75話と76話 エピソード62

母后の崩御はオスマン帝国の人々を悲しませた。あたりは雷がとどろきニ度と日は昇らないかのような暗闇の中で人々は過ごしていた。若干一名元気な人がいた。それはマヒデブランだ。彼女の手にハレムは落ちたのだから・・・
彼女の権力は日に日に増していく。
彼女は母后の使っていた部屋をリフォームし始める。母后の死を特に悲しむ者たちの一人であるダイェは、ハレムから出ていく。彼女はニギャールのことを除けば、ドラマで珍しく一貫した忠誠心を保持した存在だった。母后が去った今、彼女が笑うことはもうないだろう。スレイマンは彼女に手作りの首飾りをプレゼントする。

詩人を尋問して何とかエフェンディ・ハズレトレリの在処を明らかにしようと試みるイブラヒムだが、なかなか詩人は教えない。ただイブラヒムはこの詩人がエフェンディへ辿り着く道だと考えている。そこで詩人の罪を確定し、刑の執行の様子を見に来た人々を見張ることにした。
ニギャールはといえば、故郷に帰る途中、捕まり林の中の一室に閉じ込められている。見張りはもちろんギュルシャーだ。ニギャールは逃げ出そうと試みるが再び捕まる。
時を同じくして、ヒュッレムはハティジェの家を訪ねる。ある手紙をハティジェの部屋に置くためだ。
母が死に悲しみすぎているハティジェの心がさらに悲しみでいっぱいになるような内容の手紙だった。手紙を見たハティジェは次の日、手紙に書かれていた家を訪ねる。
ニギャールも元の家に戻り、引き続きギュルシャーが監視している。ギュルシャーが眠っている隙を狙って、ニギャールはまた逃げ出そうとする。鍵を取ろうとして気づかれたニギャールとギュルシャーの格闘が始まる。ニギャールは強い。もうすぐ臨月を迎えると言うのにあの素早い動きはどこか違和感があるが、ともかくニギャールは無事鍵を開け、扉を開け、外へ出ることができた。

外にはハティジェが立っていた・・・

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