「ポロス インド古代英雄伝」8 プルが正式に王子に
バムニ王は
アヌスヤの部屋を訪れ。甘い空気が漂っていたが、インドの将来のことになると二人の意見は真っ二つに分かれた。
アヌスヤはインドからペルシャを追い出さなければインドは危ういと主張し、バムニ王は「21年間交易を平和的に行ってきた。それにもしペルシャの工場が亡くなったら民衆たちは仕事を失うのでペルシャとこのまま関係を続けていきたい」と考えていた。
そこでアヌスヤは交易はお金よりも信頼が大切と言っていたではないかと突っ込む。バムニ王は今でも信頼を第一にしているというが、アヌスヤは納得しなかった。
そこへプルが登場して、母のアヌスヤを慰める。いつも母と共にいるというのだった。
バムニ王はプルを王子として民衆に紹介したいと考えていた。プルもそれに応じた。
一方村を壊滅状態にされたダスユの人々は、その襲撃がプルのせいだと思い復讐を誓っていた。本当はハスティの招いたことだったがハスティ本人はそれを隠し、プルのせいにしたのだ。
ダレイオスはプルを憎む者たちの力を利用しようとしていた。
皆に甲的に紹介されたプルはスピーチをした。その時「王子になるためには知見を広めなければならない」といい、「まずはペルシャの市場を訪れたい」とバムニ王に申し出た。
バムニ王も、ダレイオスもOKしプルはペルシャの王女と視察することになったのだが・・・
マケドニアでは、フィリッポス王がペルシャ遠征の準備をしていた。ところがアレクサンドロスと彼の母が、不在中にフィリッポスの家族を守るのはアレクサンドルだというと、王は遠征を中止し、うまれたばかりの王女の結婚式を行うことに決めた。
いつも思うのだがマケドニア人たちの役をしている役者さんの表情がいまいち読めない。特にアレクサンドロスの表情は全く読めない。何を考えているのかもよくわからないので、違和感があるのだが、インド人たちの役柄の人々はまるで歌舞伎でも観ているような感じを受ける。ゆっくりとした動作の中で目や鼻や口やそしてちょっとした手足の動きで、思いを表現しようとしているのだ。
(インドの方
がご覧になった時、アレクサンドロスの表情にどんな感じを受けるのだろうかとすごく気になるのですが、インドの方是非教えてください)