ポロス古代インド英雄伝 29話 プルは意識を失って以来だにパウラヴァはタクシラに襲われる。

 プルが意識を戻さない間に、プルの母国パウラヴァは大変なことになっていた。

見かけは王子カニシカとペルシャの王女の婚礼で華やかに幸せそうに見えたが、陰で派パルしア王の陰謀が着々と進められていた。

攻撃は結婚の義が執り行われる前に始まらなければならなかった。だがタクシラの軍は予想より遅く習発したようだ。

やきもきしたムーサは「われわれが攻撃に出ましょう」と言ったのだが、ペルシャ王は待つように答えた。

そして婚儀が行われようろしたその時、タクシラとプルがせめてきたという知らせが届いた。

婚儀は中断となり、バムニ王は勇敢にタクシラの軍に立ち向かおうとした。

だが兵器の保管している倉庫には鍵かかられ、武器を取り出すことができなかった。

タクシラ軍はすぐ門のそばまで来ていた。バムニ王は門を閉めるように命令し、タクシラ軍を迎え撃つ準備を始めた。

だが後方では樽の中に隠れたペルシャ軍が出陣命令を待ち構えていた。それにもかかわらずこのごに及んでペルシャ王はプルが国賊で首謀者だとバムニ王に訴える。

バムニ王は素直に信じた。

まもなくタクシラ軍が門を破り中へ侵入してきた。それと同時にペルシャ軍も樽から出てバムニ王の後方をふさいだ。

バムニ王は後方からも攻撃を受けることに・・・

アヌスヤは「ようやくペルシャ王の真意がわかったのですね。」とバムニ王にいうが今となってはもう遅い。

バムニ王はプルが無実で首謀者はペルシャだとようやく気が付いた。(バムニ王が少しおろかに見えるが、決してそんなことはない。ダレイオスが狡猾すぎるのだ。彼は頭もいいし決断力もある。)

ところでプルはどうしているのだろうか?

万能薬をラチがつくって飲ませるが、 びくともしなかった。

それでもどうにかプルを目覚めさせ、二人はよろこぶが、プルはパウラヴァが思い出し、彼はは重傷の体を鞭打ってパウラヴァに急いだ。

とはいえ一人でパウラヴァに向かっても難ができるのだろうか?大勢のペルシャ軍とタクシラ軍に勝つ見込みはほとんどないのに・・・

でも次週の予告では、

何とプルがダレイオスに真実をいわせるシーンがあった。ということはプルはどうにかバムニ王がやられる前にパウラヴァに到着し、ダレイオスを捕まえることができたようだ。

だがプルが明らかにした真実は今回のことだけではなかった。 

21年前のタクシラとパウラヴァの戦いの首謀者もダレイオスだったことを、彼自身に自白させたのだった。

そのことでドラマは意外な展開に・・・

(あしたがたのしみだわ~~~)


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