ハンバーグは世界中のみんなに愛されてる。
ハンバーガーをきらいな方はいらっしゃいますか?
トルコでも肉料理はたくさんあります。
その中でもキョフテという料理がハンバーグに似ています。
中身は日本でみなさんが召しあがるハンバーグと少し違います。 ひき肉に生の玉ねぎとジャガイモをすり下ろします。そして香辛料を加えて、さらにパン粉を入れます。私が見たのはだいぶ前なのですが、当時はトルコではパン粉がうっていませんでした。(いまあるのかな?)そこで少し硬くなったフランスパンの開いて中の白い部分だけをすり下ろしました。
それをこねてしばらく置いてから、丸めて油で焼きます。これだけです。形は人差し指ぐらいの大きさにします。(もう少し長いのもある)
もう一つ形がハンバーガーに近いのは、焼き肉用のキョフテです。
これは何も入れず香辛料とひき肉だけで作ります。それは小さい丸い形にします。直径3CMから4CMぐらいかな?
ですので日本で見かけるハンバーグよりは二回りぐらい小さいです。これは火で焼くためあつさも薄いです。
ということでトルコのハンバーグではなくて日本のハンバーグはいつ頃日本にはいってきたのでしょうか?
それははっきりわかっていませんが、たぶん明治時代以後でしょう。それまでは4つ足の動物の肉を食べることは日本では忌み嫌われていました。
ハンバーグと聞くと皆さんドイツの地名を連想なさいませんか?ドイツが起源と思われることでしょう。
でも実は違います。説は二つあります。
一つはタタール人たち700年前に食べていた肉料理「タタールステーキ」をドイツ人がみて、自分たちの味覚にあったように改良したという説。
もう一つは
4世紀のローマのレシピ本にあったミートローフが起源という説。
どちらにしても、ハンバーグは子供たちにもトルコ人にもとても愛される食べ物の一つです。
日本でもある調査で日本の手料理ランキングで2位になったという話もあります。
東西問わずハンバーグは世界中から愛されている食べ物の一つなのですね。
今日の夕ご飯のおかず何になさるかまよったらハンバーグはいかがですか?