ポロス インド古代英雄伝 シーズン2 17話 ハスティはプルと仲直りしたようだが・・・
マケドニアでは
ついに王が刺され死んだ。王を刺した男は逃げられず、彼も死んだ。こはレすべてアレクサンドロスの計画通りだった。
皆が悲しむ中アレクサンドロス父に死を悼むふりをして王に近づこうとした。すると彼の家来の一人がアレクサンドロスの手を取って、
「アレクサンドロス王万歳」「アレクサンドロス王万歳」
と何度もたたえた。そのために民衆も動揺したが、その時王の嫁の叔父のアッタロスが、「お前は王座にはつけない」と言ったので、アレクサンドロスは、
「私は王だと名のならかった。民衆が望んだことだ。それに今はその話をすべきではない。私は父を亡くしたのだぞ」
と演技した。
そして葬儀と共に、アレクサンドロスたちは、王の嫁のクレオパトラとその幼い娘とアッタロスを、あの世へ送った。
そして民衆の前に立ったアレクサンドロスは父の夢を受け継ぎペルシャへ遠征しさらにインドまで向かうと公言した。彼の夢へ世界征服だと皆に告げたのだった。
歓喜する民衆。
アレクサンドロスの世界征服への夢の第一歩はこうして暗殺と粛清から始まったのだった。
パウラヴァのホーリー祭でプルはハスティを見かけた。ハスティは「バムニ王を暗殺する代わりにペルシャで歓迎され余生を送る」というダレイオスとの約束を果たすために祭りきたのだが、彼は反対の行動をとった。
まず王にあいさつし、そしてプルとアヌスヤにも、「これからはパウラヴァのために尽くす」と言ったのだ。プルも王妃も王もとても喜んだ。
それを知ったダスユの王妃は彼が裏切ったと思った。
ダスユは穀物倉庫を襲撃し、ハスティは王を暗殺するという手はずになっていたのだ。襲撃後ハスティと合流して王を倒すつもりだったのだが、裏切ったと勘違いしたため、王の暗殺に加担することはあきらめたようだ。ラチはプルに北の果てにある船まで戻ると約束したのだが、まにあわなかった。母であるダスユの王妃を説得することができなかったのだ。
そのためプルは一人で敵の船に乗り込んだのだが、果たして一人で船を奪還することはできるのだろうか?
いくらプルが強いといっても何の手立てもなく船に一人で乗り込むなんて無謀過ぎるのでは?
ラチは北の果てには来ないのだろうか?