トルコドラマ WOMAN 2-1 貧乏はやだなあ
登場人物
バハル 事故で夫を亡くし二人の子供を育てているシングルマザー 。彼女が小さいとき母親は出ていった。
ニサン バハルの娘
☆彡 街を歩いていた3人。ガラス越しに素敵なドレスがニサンの目に入った。もうすぐバハルの同僚の結婚式があるので、ニサンはそのドレスが欲しいと思った。中に入ろうとしたが店しまっていた。バハルはほっとして最高というが、ニサンは店の中に店員がいるのを発見!「はいってみましょう」と言って無理やり中に入った。店員は快く受け入れてくれて、ニサンの気に入ったドレスを見せようとしたが、ニサンには小さいといった。
それでまたバハルは安堵した。ところが店員が「もう一つ大きいサイズがあるので」と言って持ってきてくれた。
それをきて喜ぶニサン。買ってほしいとねだると、バハルは「おかねがないわ」と悲しそうに答えた。
ニサンは「お給料が入ったらはらえるでしょう?」と聞いた。
バハルは「いいえ」と答えた。バハルはクリーニング店に勤めていた。その給料で家族3人を養うには足りないくらいだった。
ニサンは悲しそうドレスをぬいてそのまま無言で家に帰った。
夕食の時も無言で、そしてベッドに入った。子供たちが寝た後バハルはニサンを傷つけたことをひどく悔やんだ。ニサンが一言も文句を言わなかったことがさらにバハルを苦しめた。
こうして結婚式の日がやってきた。ニサンはバハルがブルーの素敵なドレスを持っていることを知っていた。そのドレスを着て美しくなった母をみてニサンはうれしいのだった。ほんとにかわいい子だ。
自分にはドレスがなくても母親だけでも美しく着飾っているのを誇りに思った。そのドレスを着た母親はみんなの500倍も美しくなることを知っていたからだ。
だから
「はやくきせてみせて」とはしゃいでバハルにお願いした。 バハルはドレスの入った箱を取りだし開けた。そしてドレスを出しニサンに見せた。
何とドレスは小さくなっていた、ちょうどニサンの丈に会う大きさに変わっていた。それを見て喜ぶニサン。バハルも喜ぶニサンをみてニサン以上に喜んだ。
結婚式に出かける途中バハルは「自分の大切なものを 犠牲にしてでも、相手を笑わせるために何かをすることが愛するということだ」と夫がいった言葉を思い出していた。以前夫もバハルのために今回バハルがニサンにしたようなことをしてくれたのだった。
無事結婚式は終わった、その帰りアパートの持ち主の息子と目が合った。そのとき以前彼の家に仕事でそうじに行った時のことを思い出していた。
☆しばらくして隣の家の住人が突然家に入ってきた。そしてずっとここにいたといってくれと頼んだ。仕方がなくOKしたのだが、そのあとで男が乗り込んできてバハルたちを脅した。「もしこの者が誰かにあっていたら必ず私に伝えろ」と言ったのだ。
バハルは頷いた。次の日隣の部屋では大声で罵り合い、バタン、ガタンと争う音も聞こえた。その音におびえる子供たちにバハルは「彼女は女優なの。映画の撮影をとっているのよ」とうそを言って安心させた。
そして「自分もその映画に出るのよ」と言いながら彼女を助けに向かった。
玄関を出ると バハルは突然[泥棒よ!泥棒!]と叫んだ。その声を聴いて隣の人たちがけんかをやめて出てきた。そこで「警察を呼ばなきゃ」といって電話しようとした。
家の持ち主も出てきた。こうしていったん喧嘩はおさまった。
バハルの母の家では、バハルのことで 言い合いになっていた。
バハルの母の再婚相手がバハルに来たことを義妹に話したからだ。なぜそれが問題になるのかわからないが、とにかく義妹はすごく怒った。(この妹ちょっとへん?)
朝起きるとニサンの様子がおかしいい。今日は学校へ行きたくないという。急なことで時間もなかったので、バハルはニサンをを一人で家においていくことにした。
いつものようにドルクを幼稚園に届け仕事へ急いだ。
そして昼休みに役所へ出かけた。 援助を申し込んでいたのだ、だが審査には通らなかったためその足で以前働いていたレストランに昼休みだけ働けないかと頼みにいった。クリーニングの仕事だけではお金が足りないのだった。仕事を終え家に戻るとニサンはいなかった。