ゼイネプの夢は悪夢?それとも記憶のかけら? トルコドラマ Mother 79話ハイライト

 ゼイネプは眠っていた。そして悪夢をみていた。母親のギョニュルが父親にたたかれている夢だった。

女の子がマッチを擦り、絨毯の上に落とした。それがベッドの布団にうつり火は部屋中に燃え上がった。

女の子はドアの前でそれを眺めていた。

怖い夢だった。驚いて目が覚めた。隣にはメレクが寝ていた。

ゼイネプは立ち上がって、顔を洗いにいった。

その時ギョニュルは胃が痛むのでホットミルクを飲もうとしていた。

それでゼイネプに「一緒に飲もう」と誘った。

2人はテーブルに座り夜中にミルクをのみ始めた。

「どんな夢を見たの」

「あまりにも現実味が帯びていたのよ。まるで記憶の一部のようだったわ」

 「おしえて」

するとゼイネプは話し始めた。

「小さな女の子がいるの。部屋が火事になるの。中から声がしたわ。『ゼイネプどこ? ゼイネプどこにいるの?』とね。わかったの。あの女の子は私よ。わたしは前を見ていたわ。それからめがさめたわ」というとアベマリアの讃美歌が流れた。

それを聞いたギョニュルは茫然とした様子だったが、すぐに我に戻り、「牛乳をおのみみなさい」と言った。ゼイネプは牛乳を飲みながら

「この味知ってるわ」

というと

「あなたがよく小さいころ作ったのよ。思い出した?」と言って微笑んだ。

そして小さいことのことを思い出した。

「25年が過ぎたわ。その間に何度も何度ミルクを作って飲んだわ。でも味はあのようのあじではなかったわ」

と嬉しそうに飲んだ。小さいころに覚えた味は忘れないのだろう。それらの味は懐かしさを運んで切る。

ところでゼイネプのみた夢はどういうこと意味なのだろう?悪夢それても記憶のかけらだったのだろうか?

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