トルコドラマMother 登場人物ジェンギズ

小さいときは母親を大好きだった。ところが父親の影響で今のような人格が形成されたように思える。

母親に対してぶったり悪いことをしたりすると、父親がほめた。それを繰り返しているうちに母への愛情が薄れていった。

その後父親がいなくなり母子の生活が始まった。母親は生きていくために身を売る仕事を始めた。お金に困ったのだ。それをそばでみていたジェンギズはさらに母親を毛嫌いするようになった。彼が小さいときにいく遊び場は、使われていない倉庫だった。そこにメレクを隠したこともある。

父親不在で母親にもなかなかかまってもらえない小さな男の子は何でも自分で解決しなければならなかった。彼はそのような厳しい環境の中で

「やらなければやられる」という強い不安と恐怖を抱きながら育った。

それから純朴だったシューレと出会った。この出会いはシューレのその後の人生を大きく変えた。夫を亡くして、一生懸命頑張っていたのに、ジェンギズに会ってから彼を頼るようになっていた。

とはいうもののジェンギズはシューレをクラブで働かせて、そのお金で生活するという方法をとった。そのためシューレはさらに貧乏になっていった。メレクのことをジェンギズは邪険に、ことあるごとに虐待しメレクを悲しませた。

そんなジェンギズはシューレと結婚し、メレクの本当の父親になってしまう。それからはさらにメレクにとっては大変だった。彼は父親としてメレクをしつけるといいながら、またメレクを追い詰めた。

一度は窓から落とそうとまでした。

そうこうしているうちにシューレは妊娠し働けなくなった。そこでしばらくはまじめに働いていたが、入院費が必要になり会社のお金を盗んでしまい、追われる羽目に陥った。彼は逃亡しシューレたちの前から姿を消した。

その後ハサンが生まれ、落ち着いたのもつかのま、今度クラブのオーナーになろうとしたが、警察が調べに来たことで、その夢も破れた。

ジェンギズはシナンが自分を追い詰めたと誤解し、シナンへの復讐のためゼイネプをさらった。

その後シューレの説得でゼイネプを放置し、ハサンと3人でにげた。

シューレがゼイネプとメレクをゼイネプに渡すという取引をしたため、ジェンギズは誘拐の罪は問われなかった。それだけでなく、家まで手に入れた。

これでめでたしめでたしと思ったのだが、そうはうまくいかなかった。メレクがどうしてもはハサンに会いたいというので、ジェンギズの家にメレクはしばしば行くことになった。

そのうちジェンギズはジャヒデが遺産をメレクに残したということを知り、メレクを取り返そうとした。

法的には可能でメレクはジェンギズたちの元に引き取られた。

一緒に住むようになったジェンギズは、自分の思い通りにならないとき、メレクを叩こうとしたが、メレクは初めて彼に立ち向かった。

争いの結果メレクは階段方落ちた。階段から落ちたメレクを見つけたシューレは、ジェンギズが亡き夫の両親が置いていってくれたお金を黙って使ってしまったことを知ったばかりだったので、ジャンギズと言い争いになった。ジェンギズがシューレを叩こうとしていた時、ギョニュルが拳銃をもって入ってきて、ジェンギズを撃とうとした。

その後3人で争いになり、拳銃がギョニュルの手から離れシューレの手の中に入った。

ジャンギズはさっきまでシューレと争っていたのに、「さあ撃て」とギョニュルを撃つように叫んだ。

それでシューレはギョニュルに銃を向けた。次の瞬間、銃声がなった。そしてジェンギズは倒れた。

シューレは最後の瞬間にギョニュルではなくジェンギズに銃口を向けたのだった。

そしてシューレに撃たれてジェンギズは亡くなった。

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