ゼイネプを慰めるシューレ トルコドラマ MOTHER 61話ハイライト

ゼイネプの病気は良くなったが精神はダダ無駄だった。なぜならメレクが死んだと聞かされたからだ。信じられなくてシューレをゼイネプは呼んだ。

シューレは部屋にはいってきたが、ゼイネプの様子をみてすぐに出ていこうとした。

「行かないで、いかないで、わかるわ、あなたがここにいるのは変よね。でもあなたを見るとメレクを思い出すのよ。ごめんなさい」となきながらゼイネプはシューレを引き留めた。

するとシューレは優しくいたわるような声で

「謝らないで、あなたには何の罪もないわ」

「でもあなたを呼んでは呼んでしまったわ。あなたの傷口を開いてしまうのに。ああそばにいてらよかったのに・・・わかるわ、あなたはまた『トゥルナのあなたは何なの』と言うでしうけれど、」

「いいえ、言わないわ、ええと、あなたのこの状態を見た後で言えないわ」

ゼイネプが泣き悲しむのを見てシューレはたまらずに彼女に近寄り彼女の手を取り、

「人生とはこういうものよ」と涙を拭いてあげた。シューレは辛そうだった。ゼイネプをこんなに悲しませたうそをついたのは自分だった。この時シューレはゼイネプがどれほどメレクを愛していたかを感じた。そして帰り際に、

「メレクはいまのようなあなたを見たいとは思わないわ。あなたをとても愛していたわ」と言って去っていった。

シューレも人情深いところがあるのだ。部屋の外に出てジャヒデに会ったシューレは

「わからないわ。あなたがどんな人なのか私にはわからないわ」と言った今ゼイネプの悲しむ様子を見てきたばかりのシューレは心が痛んだ。そしてこの残酷な嘘をつかせた張本人のジャヒデを理解できない様子だった。

ジャヒデは

「いったようにジェンギズには何も言わないでね」サラっとシューレの言葉を聞き流した。

シューレは「いわないわよ」と言った。そしてカバンと上着を取って出ていこうとしたときジャヒデの顔をまじまじと見つめ、「神があなたを許してくださいますように」と言って去った。

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