危険なデフネがバヤジトに近づく オスマン帝国外伝シーズン4 66話ハイライト

キュタフヤではロクマンアーがバヤジトの即時の準備の手配をしていた。

ロクマンアーはシーズン4では内廷宦官としてスレイマンのおそばに仕えていたが、ヒュッレムの命でバヤジトについてきた。ちなみにスレイマンのそばに今はロクマンアーの代わりをフェルハトアーがいる。(フェルハトアー役の人は今BS日テレで放映中のトルコドラマにタヒル役で出演中)

ロクマンアーの指図は素晴らしく、準備は完璧に整った。だがそこに一人の女奴隷デフネが残っていた。彼女は机の上の本の中に手紙を入れた。そしてマニサに残してきた妹のことを思い出していた。

いま妹はヌールバーヌーに人質として捕らえられている。デフネはバヤジトを暗殺する目的で女奴隷としてここキュタフヤに来ていた。

デフネはキュタフヤに来る前に「望むことは何でもいたします。どうか妹に害を与えないでください」と言ったのだ。

「望む通り行動すれば彼女に害はないわ。成功したら二人とも自由にしてあげるわ」とヌールバーヌーは言っていたのを思い出していた。

その時バヤジトがはいってきた。

「なにをしているのだ?」

「食事の準備をしているのです」

「名はなんと申す?」

「デフネです。サライに新しく来ました。ヒュッレム様が私をおくられました。あなたの痛みをわすれさせるために」と何とかバヤジトに自分を覚えてもらおうと彼女は必死に答えた。

だがバヤジトは「出ていくがよい」といった。バヤジトはまだまだフーリジハンのことが忘れられなかった。

それにしてもヌールバーヌーはあちらこちらでいろんなことをしでかす。イスタンブルではバヤジトの愛するフーリジハンを殴り殺した。

さらにヒュッレム妃に真実をしられた彼女は以前ヒュッレムが自分に送った手紙でヒュッレムを脅し、バヤジトの側めのラナに、罪をきせさせた。

今度は側めではなく、バヤジト本人をヌールバーヌーは狙っていた。

 キュタフヤはこうしてまた危険に包まれた。

ヌールバーヌーの計画は何か?

またデフネはヌールバーヌーの計画を成功できるだろうか?

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