旅行家ハンスダーンシュワム氏が見たバヤジト皇子の人と成り (ほんとのオスマン帝国のお話)
1555年エディルネでバヤジト皇子を見た旅行者のH. Dernschwamハンス・ダーンシュワム(1494-1568)は
「気質が父親にのバヤジト皇子のことを彼は背が低く、青白く、黄色い肌で、薄い口髭をしていたといっています。さらにハンスは「彼はメランコリックだが、勉学と善行を好み、高潔で、詩の才能があり、知的で、謙虚でそして勇敢な人」と説明しています。
シャーヒー(Şâhî)という名で詩を書いたバヤジト皇子はキュタフヤにいる間、学者と詩人たちで構成された「知恵の世界」(irfan âlemi)を創設しました。
彼が綴った1443のベイト(2行詩)から成る詩集にはペルシア語の詩もあります。彼の「父」というスレイマン大帝に赦しをこうた詩は、国中で読まれたそうです。
ハンスさんのお話ではバヤジト皇子は大変すばらしい方のようですね。オスマン帝国外伝のドラマでは短気な感じに描かれていますが、ハンスさんのお話を聞いた後ではバヤジト皇子のイメージが全く変わってしまいましたが、皆さんはどう思われましたか?