イェニチェリの反乱 新・オスマン帝国外伝 ~影の女帝キョセム~ 反乱 オスマン危うし! 80話後半シーズン1あらすじ (E29の3)

80話後半

オスマン皇帝の息子オメル皇子が死に追いやったのはダウドの部下だった子をなくしてまもなく、オスマンには子が生まれたが、これ以上我慢できないとララ オメルに語った。オスマンは準備をするようにと命じた。オメルは「皇子たちは一緒に行くのですか」と聞くと、

おじのムスタファ皇子と、オスマン皇帝の弟たちは一緒に行くとのことだった。

だが「実をいえば、唯一良い方法があります。皇子たちを処刑することです。そうすればすべての人があなたの命令にしたがうことでしょう」とオメルはかなり残酷なことを冷静に言った。

オスマンは怒って

「もう一度この提案をしたらお前の首をはねるぞ。神にちかったのだ。もう二度と弟たちを殺さない」と言った。オスマンは弟たちを殺すつもりは全くないようだ。

1622年5月18日

オスマン皇帝は巡礼に出発しようとしていた。ダウドは彼の目的をはっきり理解し、イェニチェリを解散する予定だとイェニチェリたちに伝えたのだ。ダウドの言う通り、オスマンは新しい自分直属の軍隊を作るつもりだ。

ついにダウドはイェニチェリのマンスルとはなしを付けた。こうしてみると、キョセムに従う兵士たちはごく一部のようだ。(キョセムは危ういのでは?)

ダウドの口車にのって、キョセムを慕う一部の兵士たちを除いてイェニチェリ達は反乱を起こすことに決めた。

オスマンは皇帝妃たちをブルサへ送ろうとしていた。後に合流するが、別々に出発するとのことだった。

キョセムもハリルが伝えオスマンの巡礼について知った。キョセムは行動に出た。キョセムは「イスラム長老から許可をもらってから、オスマン皇帝の側近の者たちを殺せ。オスマン皇帝は帝都を決して離れてはいけない」と命じた。 

オスマンは出発した。そのころイェニチェリたちは(ダウドの話を信じたマンスル派とキョセムの支配下のアリ派でもめていた。結局イスラム長老にファトワを求めに兵士たちは出かけた。だが興奮したイェニチェリたちが物を壊しながら進むので市場はめちゃくちゃになった。

イスラム長老の娘はブルサに行くため父に別れの挨拶をすると、「絶対行ってはいけない」とイスラム長老は止めたが、アーキレは言うことを聞かずオスマンと行こうとしていた。

そこへイェニチェリたち(アリとマンスルもいた)がやってきた。そしてキョセムの手紙を見せ、オスマン皇帝と自分たちを敵対させる側近たちの処刑を求めた。

彼はファトワを出した。

ウスキュダルのオスマンはどうしているのだろう?

彼はオメルと皇子たちを待っていた。ところが宮殿はもうイェニチェリたちにかこまれ、街は焼かれ、カオス化した。もうこうなっては誰も彼らを止められない。

オメルの家にもイェニチェリたちが押し寄せてきた。オメルは何とか逃げ出し宮殿へやってきた。宮殿に残っていたヒューマシャーはすぐに門を閉めるように命じた。

キョセムも反乱を止めるように命じた。 

ジェンネトは皇子たちを逃がしエスキサライのキョセムの元へ連れて行こうとした。

そこへビュルビュルが来て、

「気でも違ったのか?!」と叫んだ。

するとジェンネトは「邪魔すると命がないわよ、皇子様たちを助けるためにはこうするよりほかないのよ」 ビュルビュルはジェンネトを助け、ジェンネトと一緒に皇子たちを連れてにげ出し、レストランに隠れた。

オスマンは皇子たちを待っていた。ズルフィキャルは「すぐに宮殿に戻りましょう」と勧めた。オスマンはようやく宮殿に戻ることにした。宮殿は無事戻った。オスマンは皇子たちがいないことを知り怒る。

そのころキョセムのところへはジェンネトが知らせに来た。急いでキョセムは皇子たちの元へ馬車を走らせたが、皇子たちのいる場所にもイェニチェリがおそってきた。

宮殿の前にはイェニチェリたちが集まっていた。すぐにでも宮殿に乗り込もうという勢いだった。イスラム長老が止めに入るが、彼らを止めることはできそうもない。

一方キョセムはようやく皇子たちのいる場所へついたが、誰もいなかった。ムラトは弟たちを「怖がるな、私がいるから大丈夫だ」といってはげました。

キョセムは皇子たちに会えるのだろうか?

オスマン皇帝は反乱を止めることができるのだろうか?


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