ついていいうそってあるのかな?ギョニュルはメレキが生きていることを誰に伝えるのかな? トルコドラマMOTHER 56話ハイライト
ギョニュルはメレクが生きているという重大な秘密を隠すことができなかった。姑のゼイネプの助言もあって、シナンに話すことに決め、レストランで二人は会った。
とても大事なことなの。誰に話せばよいかわからなかったの。祖下アあなたのことが頭に浮かんだのよ、なんといえばいいんかしら。あなたが混乱することなのよ。でも真実を言わなけばならないわ。
と言ったから
「トルナは生きているわ。(トゥルナ ヤシュヨル)」と言った。
シナンは驚いた。無言だった。
一方ジャヒデは手を打っていた。アダナのクラブのオーナーに電話を毛、シューレを雇うように手配したのだ。さっそくオーナーからジェンギズに出んわkが来た。彼はすぐにでもアダナへこうとしたが、 シューレは歌手としての良い仕事が見つかったので、行きたくなかった。そこでジェンギズに身をを見せた。するとジェンギズは
「ここはクラブではないぞ。ここで何の仕事があるのだ?」と言ったのだ。
店のオーナーと話し合うことになったジェンギズ。とても良い条件だったので、ジェンギズもはあきらめた。
ジャヒデの計画は台無しになった。そのことを知ったジャヒデは行かなかったことに激怒した。彼女はなにがあっても 、メレクが生きていることを隠そうとしていた。
シナンはどうするのだろうか?ジャヒデは?
小さな嘘でも日がたつにつれてどんどん大きくなっていくのに、ジャヒデが付いた嘘は大きなうそだった。こうなっては隠通すことはとても困難だ。
他に何か方法がジャヒデにはあるのだろうか?それともゼイネプは真実をしるのだろうか?
この後シナンはジャヒデを訪れた。二人の話からだとシナンはもうすでにメレクが生きていることを知っていた様子だった。だがジャヒデに説得されて今まで黙っていたのだ。
ゼイネプがメレクの死をどれほど悲しんでいるか知っている彼にとって隠すことはとてもつらいことだった。シナンは話すのだろうか?ゼイネプは真実を知るべきなのだろうか?
ジャヒデはついてよいウソだというが、ついてよいウソなんてあるのだろうか?
谷川俊太郎という詩人が言うには、「嘘にかくされたほんとう」(谷川さんから引用)というものがあるそうだ。
メレクの死についてのウソと言うのを考えれば、死んだという嘘にはジャヒデのゼイネプを思う「ほんとう」(谷川さんから引用)が隠されている。
「嘘をつかずに生きていくことは誰にもできないのだから、嘘を自覚しながら嘘と一緒に生きていこう」(谷川さんから引用)
と彼は私たちにアドバイスをしている。そうかあ、嘘をつかないで生きていくことなんて人はできなんだなあ。嘘を善悪だけでとらえることなく、人間本性にそった捉え方をしている谷川さんは、人に対して優しい方だったのですね。
どんなに辛いウソをつかれたとしても、なぜウソをついたのかに焦点をあてて、捉えなおしてみれば、相手に少しはやさしい気持ちになれるかもしれませんね。
ゼイネプがもし真実を知ったとしても、ジャヒデをひどく責めないでほしい・・・
ジャヒデはやり方は間違っているかもしれないし、ゼイネプをひどく傷つけることになるかもしれないけれど、ジャヒデの目的は最初からぶれていない。ジャヒデが望んでいるのはゼイネプの幸せなのだから・・・