優しすぎるバヤジト オスマン帝国外伝シーズン4 77話ハイライト

 皇子バヤジトは無事キュタフヤのサライに戻った。みんながでむかえていたが末っ子のアイシェの姿が見えなかった。

そこでバヤジトは「どこにいるか」尋ねると

女官は「デフネ様のお産が始まり、アイシェ様はドアの前にくぎ付けです」というとバヤジトはアイシェの様子を見に行った。

アイシェは

「赤ちゃんが生まれるとデフネは死ぬそうね」とアイシェは悲しそうに言った。

バヤジトはアトマジャの顔を見つめてなんといってよいか困った顔をした。

「まだお産の日時まではあるのになぜこんなに早くなったのだ?」とバヤジトは言った。

デフネは苦しそうだ。難産なのかもしれない。

赤ちゃんは無事生まれた!

でも生まれた赤ちゃんはとても小さかった。

部屋では、

「 間違ったことをしたと思っているかい、アトマジャよ」とバヤジトは聞くが、何か間違ったとおもったのだろうか?

実はすこし前セリムとバヤジトは決闘をしていた。そしてバヤジトが勝ったのだが、彼は最後の一刺しをできなかったのだ。そのことについてアトマジャは「後で後悔しないことを望みます」といい、殺すべきだと思っていたのだアト間邪に対して、ロクマンアーはヒュッレム妃のことを考えて

「よい決断でした。あなたは情け深いお方です。これがセリム様との大きな違いです」と言った。

病気のヒュッレム妃がもしバヤジトがセリムを刺したと知ったら、そのせいですぐにでも死んでしまうに違いない。この間の本でみたハンスと言う旅行者もバヤジトをすごくほめていたし、バヤジトはきっと情け深い人だったに違いない。

だがアトマジャが「どの皇子も情け深さで皇位を得たためしがない」と言った。確かに情けがあだになるのだった。世の中はほんとに残酷だ。

そこへデフネ出産したことを女官が伝えに来た。

赤ちゃんは見るからに小さく元気がなかった。それを見たバヤジト。嬉しそうに微笑むが、女医は

「男の子です。デフネ様は心配いりませんが、赤ちゃんは早産のため息をするのが辛そうです。生きるのは奇跡的なことです」

というと、バヤジトは祈る。そして「女医にできることを何でもせよ」と命じると、女医も「できる限りのことは致します。ですが、あとは祈るだけです」と答えた。新しい皇子はかなり危険な状態のようだ。

バヤジトにロクマンが

「約束通りデフネ様のお命を取るおつもりですか?」と聞くと、

バヤジトは今はそんなことを話している場合じゃない」というとそこへアイシェ皇女が、「弟を見たいわ」と言ってやってきた。バヤジトは「今は会えないというと、彼は生きるために戦っているのだよ」と言ってアイシェを抱きしめた。

バヤジトは部屋の中を歩き回っていた。くるしそ」と聞くと女医は「ご容体はかわりません」と答えた。乳母も見つかったようだ。

デフネは「一度でいいからどうか赤ちゃんを私の腕に抱かせてください 。お願いです。そのあとはどうなっても…」と頼むと、なんとバヤジトは「よろしい」と首をたてにふった。

喜ぶデフネ。初めてわが子を抱くデフネ。そして乳を与えた。

赤ちゃんが活気づいたのを見た女医は「皇子様は治りますわ」と言った。母乳と母親の体温は赤ん坊には一番の治癒だった。きっと元気になるだろう。

デフネは「ありがとうございます」とお礼を言った。でもバヤジトの気持ちは複雑だった。自分を殺そうとした女性が、自分の子供に乳をあげているのだ。そしてその乳は子供にとっては元気の源なのだ。

なんともやりきれない気持ちでいっぱいになりバヤジトは部屋を出た。

セリムに温情をかけただけでなく、デフネにまで情けをかけてしまうバヤジト。本当に優しい人だ。

そのやさしさのおかげでデフネは赤ちゃんを抱けた!赤ちゃんを抱けないまま離れるなんて辛すぎるので、デフネが赤ちゃんをだけてよかった!

でも「情けをかけたほうが死ぬ」のが皇帝争いの定めだ。あくまでも非情でなければならない。そうでなければ生き残れないのだ。

バヤジトはこんな優しくて 皇帝になれるのだろうか?

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