シューレの悲惨な恋 シューレはまたジェンギズに会いに・・・ トルコドラマ 47話ハイライト
傷をおったままジェンギズはアダパザルの母の元へなんとかたどりついた。メレクも家に無事に戻り何とかおちついたはずだったが、シューレはジェンギズを心配していた。そして電話をするのだった。
(あれほどメレクが危ない目に遭ったのにシューレはこりずにいた。女性が一途に恋をするとこうなるのだ。どんなに危険で、どんなに娘がつらい目に遭おうともそれでも離れられない。シューレの恋は悲惨な恋だった)
でも裏切られたと思っているはずのジェンギズはなぜか電話に出た。
「私は妻であなたの横が私の居場所なの。どうか居場所を教えて」とシューレは言った。ジェンギズも最初はおこっていたが、ついに居場所を教えた。
そしてまたメレクに「用意してパパのそばに行くわよ」と言った。
メレクは危険な怖い思いをしたのにすぐまたその危険の源へ連れていこうとするシューレの気持ちは全く分からないが、メレクは従うしかなかった。
もちろん彼女は行きたくはなかった。でも好きなものを書いたノートもバッグの中にいれた。(この時の彼女の楽しみは好きなものノートに書くことだけだった)そしてまた怖いジェンギズの元へ向かうのだった。
シューレは全く反対で、ジャンギズにいあいたかった。彼に知らせることがあったのだ。彼女は嬉しそうに準備をしながら鏡を見た。そしておなかをさすりながら、このことを知ればジェンギズも怒りがおさまるわと鏡に向っていった。
何故女性はみなあかちゃんがおなかにいると、こんな風に考えるのだろうか?
ジェンギズが赤ちゃんを望んでいるとなぜ確信しているのだろうか?
それで怒りがおさまるなんてなぜ単純に思うのだろうか。夫が必ずしも赤ちゃんを欲しいというわけではないのに・・・
経済的に苦しければ子供を育てるのはとても大変だ。メレク一人でも大変だ。彼女は学校にさえ十分に通えないし、シューレだけが働いても家族は貧しいのだ。脅かしで得たお金はあぶく銭のようにさっと消えてしまう。だから二人の子供を育てることはそれ以上に大変なことが多いはずなのに、シューレは一切そんなことは考えなかった。そしてさらに大変な状況へとシューレは突き進んだ。ジェンギズのそばへ行ったのだ・・・