【ルトフィはヒュッレムの言葉に追い詰められていく】オスマン帝国外伝シーズン３（ｴﾋﾟｿｰﾄﾞ95ハイライトシーン

ルトフィパシャがどこかと尋ねるシャーに
「政府の仕事で出かけたと答えがかってきた。心配するシャーは付き人に「退出を許可するわ。ニギャールに来るように言って」と言う。彼女の心配は的中した。夫のルトフィはヒュッレムに呼ばれてエディルネに来ていた。
」待っていましたわ。ようこそ、どうぞ」と座るようにすすめるヒュッレム。ヒュッレムは素敵な庭に座っていた。
「どうも、本当のことを言うと、私にお会いになりたいと聞いて、驚きました。元気でしょうね、インシャアラー」

「スルタンが左遷されて元気でいられると思いますか」

「皇帝のお命じになったことですから」

「皇帝妃様、お話の内容を伺ってもよろしいですか、とても気になるのですが」

「そうね、そうねえ」と言って下を向くヒュッレム。
そしてハティジェの新しい夫のことについて話し出すヒュッレムだが、ハティジェにとって大変な状況だと言い出す。本題は何だろう？ルトフィとは関係がないように思うのだが・ ・・

ハティジェには夫に対して「忠誠もない、愛もない、敬意もない」（サダーカトヨク、　 アーシュクヨク、ヒュルメトヨク）と言いいだし、次の言葉が問題だ。まるでシャーと同じだと言い出した。
えっ？なんのこと？ ろルトフィは寝耳に水というような顔で、ヒュッレムが何を言いたいのか見当もつかなかった。

それから少し一瞬間をおいて、ヒュッレムはルトフィをほめだす。いつかアヤスパシャよりも偉くなるに違いないとかなんとか、、、
でもそれにはシャーの力が必要だけどみたいな感じではなしを持っていく。一体何を言いたいのだろう？ルトフィの顔はこの時こわばった。

「何について言いたいのかわかりません。ネデン　バフセッディーニズ　アンラムヨルム」と答えると、ヒュッレムは立ち上がり

「シャースルタンは私に罠を仕掛けたのよ。（シャー　スルタン　バナ　トザク　クルドゥ）」と悔しそうに話しだす。 そひてシャーがルトフィをシャー自身のために使っているという出す。仕事が終わればルトフィも左遷されると言い出した。

呆れながらも複雑な顔をしているルトフィ、もしかしたら心当たりがあるのか、ルトフィもヒュッレムのようになるのだろうか。

そして痛いことを言い出す。
「ルトフィパシャ、シャースルタンはあなたのことを一度も愛したことがなかったわ。」 とヒュッレムは国の仕事は全く関係のない余計なことを言い出す。

「全く敬意も持っていないわ。もちろんあなたのほうがこのことをよくご存じね。でもごぞんじないことがありますのよ。ハティジェスルタンとシャースルタンの間にある秘密よ。ご存知のように二人の間はそんなに良くないわ。この理由をごぞんじかしら？」
というと、首をよこにふるルトフィ 。
「二人とも同じ方を愛したのよ」
と言って少し間をおいてから「イブラヒムパシャよ」と言う。わあ、またイブラヒムが出てくる。

ルトフィは困惑した様子で気を静めるためにハスビナッラーななんちゃらともごもごと言い出した。

ヒュッレムの追い詰め方はすごい普段は冷静なルトフィがだんだん冷静さを失っていく様子がすごい。まるで獲物を狙う漁師のように、彼女はルトフィの心を言葉という弾丸で打ちぬいた。ルトフィは立ちあがれるのだろうか 。