新・オスマン帝国外伝 キョセム(Muhteşem Yüzyıl: Kösem)45話後半 46話前半 17-3

45話後半
キョセムはムスタファの母ハリメをムスタファにひそかに会わせる。
ハリメもムスタファも大喜びだ。キョセムはいいひとだ!

キョセムに小姓頭がレイハンの話をする。彼は行方不明になったレイハン!

レイハンは前皇帝をデルヴィーシュが毒殺したことを証明できる唯一の証人だった。
証拠が消えた!

46話前半
デルヴィーシュの仕業と分かったキョセムは彼と言い争いになるが、デルヴィシュは大宰相になったばかりでかなり強気にキョセムとやりとりする。

でもヒュッレムとイブラヒムのような感じとはどこか違う感じがする。

イブラヒムとヒュッレムは方法はちがっていたけれども、到達地点が同じだった。

二人とも皇帝スレイマンを愛し、皇帝のためになることを考えてやり続けた結果、お互い同士が戦うことになったが、デルヴィシュは違う。
ハンダン母后のためにも動いている。

キョセムは皇帝にムスタファのことを話しに行くが、皇帝は沈んだ様子だった。アナトリアが暴走していた。アナトリアでの反乱が長く続いていた。西ではオーストリアが王として認めろと要求していた。

そんな中ハレムは大騒ぎになっていた。客が来るのだ。もうすぐサフィエスルタン長女ヒューマーシャ・スルタンがエジプトから船でやってくる。

皆が彼女をほめるが、褒められるだけのことはある。ジェンネトは彼は頭がよく美しく何か国語も堪能で芸術にも明るい。音楽や詩や本などどれにも精通しているとキョセムに話すと、

「性質がサフィイェスルタンに似ているの?其れを言ってちょうだい」
Huyleri Safiye sultana benziyor mu, sen onu söyle,
と聞く。
ジェンネトはサフィイェを超えていると付け加える。
キョセムの前にまた強敵が現れたのか?!
「一人を送ったら、またひとりがやってくるのね」とキョセムは落ち着く暇がなかった。

うわさのヒューマシャー・スルタン到着!
グリーンのクジャクの羽を胸につけ、グリーンの服、グリーンのスカーフグリ-ンの靴で馬車から降りようとするとそこに水たまりが!コりゃたいへんだとビュルビュルがすぐに合図し、アーの一人が上着を水たまりの上に敷く。彼女は眼もグリーンがかってる?
ともかくグリーンのとても似合うヒュマーシャー

ビュルビュルは感慨深く彼女にあいさつをする。彼女も結婚後エジプトへ嫁いだためひさひぶりの帰省だったようで、自分の育った宮殿をいとおしそうに見渡していた。

やあ!この方ほんとに気品があるというかなんというか皇女様って感じだ。今までみた皇女たちの中でいちばん皇女らしい雰囲気を持つ。

ヒュマーシャーの母が捕らえられている乙女の塔ではイスケンデルの捜索が続いていた。サフィイェ・スルタンが外のものと連絡を取っているのだが、いまだそのてがかりが見つからなかった。
そこへ食事を運んできたキョセムの側近を呼び止め食事の検査を始める。スープ、飲み物、そしてパン・・・
側近はどこを調べればいいかわからなくなったから、何にもないそころまで探し始めたイスケンデルをみてすこしわらった。ところがイスケンデルはパンの中から手紙を発見した。

ハレムではヒューマシャースルタンがハレムに到着!ハリメに言葉をかける。そしてハリメの娘にも。
そして次に「キョセムはどの人?」と聞く。キョセムは出迎えなかった。

ヒュマーシャーは皇帝の部屋に向かう。見張りの小姓頭は部屋の前でナイフを磨いていた。ところが彼女の魅力に圧倒され、我を失い、ナイフのことを忘れ手を切ってしまう。そこへヒュマーシャーが到着する。

ビュルビュルが小姓頭を彼女に紹介すると、
彼女は
Demek zürfikar sensin. Hünkarımızın Sağ kolu. Yeniçeri aranından gelen ilk has oda baş.
つまりズルフィカールはあなたなのね。皇帝の右腕。イエニチェリ出身の初めての大宰相ね」
と声を掛けられどぎまぎするズルフィカール。
スルタン様 どうぞ、皇帝様と母后様がおまちです。
Sultanım,buyurun. Hünkarıma ve valide sultanımız sizi bekler.

と左手で合図すると、
Elini kanıyor.「手から血が・・・」

と言われ、ズルフィカールは自分の手を見る。
ほんとだ血が出ていた。でもズルフィカールは切れたことも気が付かないほど皇女ヒュマーシャーに見惚れていた。

さりげなくハンカチーフを手渡すヒュマーシャー!
あの豪傑のズルフィカールも完敗だった。

そして彼女が部屋に入った後
「スルタンはなぜ私のことをご存じなのですか?あなたが知らせたか」とビュルビュルに、「これがヒュマーシャースルタン」ですと答えた。

「スレイマニイエモスクにいる鳥の子とさえ彼女は知ってます」と答えた。

ほんとに素敵なシーンだった。アイビゲが現れた時以来の強い印象だった。(印象に残るシーンはあまりにも少ないけれど、このシーンは忘れられない!)

ここでもヒュマーシャーは完璧な皇女の風格を見せた。
 
でもかわいそうなのは小姓頭のズルフィカールだろう。彼は望みかなわぬ相手に恋してしまったのだ!
中にはいると笑顔で皇帝とあいさつする彼女。
皇帝とは仲がよさそうだ。ハンダン母后とはどうなのだろう?

ハレムで一箱の金銀がハレムで働く女奴隷たちにヒュマーシャー皇女から贈り物として渡された。人の心をつかむ笑顔を含めたふるまいだけでなはなかった。

キョセムはヒュマーシャー・スルタンに会いに行き、

「子供がむずがったので出迎えできなかった」

と詫びると、彼女は「みんなが話していた皇帝のお気に入り(gözde)女奴隷はあなたなのね。
皇子たちの健康が一番大切よ。けれども私は聞き間違えたのかしら。
一人皇子がいらっしゃると思っていましたわ」

と言うと、キョセムはオスマンをなぜ自分が育てているか事の次第を話した。
すると
「なんとすてきなことでしょう。ご都合のよろしいときに皇太子たちとお会いしたいですわ」と答えた。

ハリメはキョセムのおかげで毎日息子のムスタファに会いに行けたのだが、ハジアーに見つかってしまった。ハリメはハンダン母后のところへ連れていかれる。ハンダンはハリメとキョセムにこの責任を問う。母后は皇帝の命令に背いたというのだ。

「私はただ子供を恋しがり会いたいと思う母親のためにしただけです」とキョセムが言うとハンダンはかなり感情的に

「息子も同じ考えだ。あなたは旧宮殿に行くのよ」とハリメに言う。

キョセムが部屋に戻るとハリメが来た。

重要な話があるようだったがキョセムは「気を付けるようにと言ったのに」とすこし怒っていた。

それでもハリメは重要な秘密を教えるという。見返りはハリメがハレムに残ることとムスタファに会うことだった。
そして

ハリメはデルヴィシュとハンダンがお互いに思いあっているとキョセムに伝えたのだった。キョセムは信じられないという顔で黙ってしまう。

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