オスマン帝国外伝シーズン3 【30話、31話】エピソード76予告編  スレイマン真実を見抜くんだ!

ヒュッレムはフィルーゼに向かって

「今夜はただあなたのだけではなくすべての敵の運命が変わったわ。」

フィルーゼはうなじの印のために敵であることから逃げることはできないかもしれないがほかの敵たちもなぜ運命が変わってしまったのだろう?

次のシーンでスレイマン皇帝が現れる。メフメト皇子の声がする。

ムスタファ兄さんと話していました。「もしあなたの髪の毛一本にでも害を与えるなら私は男ではない」と言っていました。

次にメフメト皇太子が現れ、皇帝は彼に「大事なのは今日ではないその日が来たとき何を言うかだ」と言う。

皇帝はムスタファを少し疑っているのかもしれない。その日が来たら兄のムスタファはメフメトを助けないのではないかと・・・

次のシーンでムスタファが剣を振り回している姿が現れ
「私の剣から逃れるとでも思っていたのか?」と言う。果たして誰に向けられた剣だったのだろうか?

これは皇帝にでもメフメトにでもなかった。メフメトに矢を放った男を成敗していたのだ。
次のシーンでは
重大な手紙をイブラヒムはマヒデブランに届けるようにヤフヤーに渡す。ヤフヤーはムスタファの忠臣でミフリマーフの思い人だった。相思相愛にヤフヤーとミフリマーフは普通の恋人たちのようにいつでもお互いに離れたくないと思っていた。そこでヤフヤーは手紙を自分で届けず別の人に託してしまう。これがまずかった。その者はあとをつけられ、ルステムに殺され、手紙は奪い取られた。これがヒュッレムの手に渡り、皇帝の耳に入ることになった。

内容は秘密裏にムスタファとイブラヒムが会うための連絡だった。マヒデブランはムスタファが愛しているヘレナのことで、イブラヒムに忠告してもらおうとしていたのだが、ヒュッレムは皇帝の目には謀反を起こす前触れに見えるように不安を皇帝に吹き込んだ。

ヒュッレムは「ムスタファ皇子と秘密裏に会見しました。あなたを皇位から降ろすための道を探しているのよ。ここにその証拠があります」と言って手紙を渡すシーンが現れた。

ファクトベースで物事を見ていくことは難しいことだと思いますが、こうして意図的にファクトを曲げるという行動が加わると、より難しくなりますね。
皇帝が不安をあおられ事実から真実を導き出せなかったとしても当たり前だと思います。こうしてみると皇帝や高い地位にある人々は、常常に歪曲や脚色された情報をもとに、正しいものを見出す能力が高くないと務まらないのかもしれませんね。
わあほんとに大変な仕事ですね。

「スレイマン皇帝頑張れ!真実を見抜くのだ!ムスタファと仲たがいしないで~~~」とつい声を上げてしまいそうになりますね!

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