新・オスマン帝国外伝 キョセム(Muhteşem Yüzyıl: Kösem)エピソード16の2あらすじ

デルヴィシュは海峡に浮かぶ乙女の塔のほうを見ながら指さす。その先にはサフィエが乗った小舟があった。
かれはそれを見ながらキョセムに話しかける。
「何百年も言い伝えによると昔ある王が大愛する王女をへびから守るために作ったそうです。
今は話が逆になりました。皇帝の愛する者たちを守るために蛇をそこに入れたのです」 と・・・

時々オスマン帝国外伝のドラマでは 蛇のような人またはそのものと言う形で敵たちを表現しています。

この場合はサフィエ・スルタンのことをさしていますが、サフィエ スルタンもキョセムのことを蛇のようなと表現することがしばしばありました。

そういえばマヒデブランやヒュッレムもこの言葉をよく使っていました。ちなみに蛇のトルコ語は yılan ユランです。

サフィエは乙女の塔につくと粗末な服に着替えさせられた。彼女は装飾品もすべて外した。最後に彼女が手放したのはヒュッレムから受け継がれた青のグリーンの指輪だった。

サフィエは一人寂しくこの乙女の塔で日々を送ることになる。そこは小さな窓が一つとランプが一つの薄暗い場所だった。

一方次の朝ムスタファは連れていかれ、これからさき長い間ムスタファはハレムの一室に幽閉された。

ビュルビュルはどうなったのだろう?皇帝の目の前に連れ出された。そして皇帝は「何がこの宮殿でいちばん大切か」問う。

するとビュルビュルは
「皇帝への忠誠です。彼のほかに従ってはならないということです」と答える。

「もししたらどうなるのだ?」

と聞くと

「命を取られます」と答えるビュルビュル。

「お前はすべてサフィエスルタンに従った。ただ一つのことを除いて、それはキョセム・スルタンだ。彼女の命を奪うのを防いだそうだね。」

それから続けてキョセムが話し出す。

「このためにあなたの処罰は私にまかされました。私もあなたの命を助けることにしました。けれどもこれは罰がないということではない」

と言うことで全財産の今の地位を没収された。

でも命はたすかったのだ!

だがハンダンがまたこのことに反対した。皇帝が
「キョセムのためだ」
というと、ハンダンハため息をついた。またもキョセムだった。

こればかりはハンダンにはどうすることもできなかった。
ハンダンは次の話題に移った。

それは大宰相の話にだ。

ハンダンはデルヴィシュを推すが、皇帝は考え中だという。

 実はキョセムはムラトパシャを推していた。このことでも二人は対立する。
こうして
ハンダンとキョセムの間は険悪になっていった。

このような時にジェンネトはキョセムにハンダンに従うように忠告した。ジェンネトはハンダン側についたようだ。
実はハンダンは昨日ジェンネトに自分に従うように話していたのだ。

ハリメはキョセムに会いに来る。そして

「時々でよいからムスタファとの面会を許してくれるように皇帝に頼んでくれ」

と言うのだった。キョセムは

「そのことでは何もできないが、彼は安全だという。「ハンダンスルタンを知っているならそうは言えない。彼女がいつかムスタファの命を取るだろう。なぜなら彼女は怖がりだから・・・恐怖は人にどんなことでもさせるわ」と言い、出て行った。

ハレムに安らぎはない。平和な時など一瞬もないのだ。サフィエが去ったが、キョセムはまだまだ戦い続けなければならない。キョセムの相手はサフィエからハンダンに替わっただけだった。
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