新・オスマン帝国外伝 キョセム(Muhteşem Yüzyıl: Kösem)エピソード16の1あらすじ

皇帝の弟ムスタファの部屋を訪れた4人の執行人、だがそこにムスタファはいなかった。
一方皇帝はベッドに座ってその時(ムスタファの死の瞬間)を悲しそうに待っていた。
母親のハリメはこの運命を察知したかのように悲しみ泣き続けた
。ムスタファの姉もムスタファを助けに行こうとドアをたたき続けた。だが無駄だった。将来の憂いを取り除くために皇帝は苦渋の決断をしたのだ。

しばらくしてハジュアー様子を見に来て驚く。ムスタファがどこにもいなかったからだ。彼は慌てて皇帝に伝えに行った。ハジュアーはすぐにハリメの元へ行くがそこにはムスタファはいなかった。ハリメは起き上がろうと無理したために血が止まらなかった。

その注目の的のムスタファは迷い込んできたハトを追いかけてハレムの中を走っていた。途中でキョセムがそれを見た。ムスタファは扉まで来るとドアを開けなさい、庭にでるから
「Açın kapıyı bahçeye çıkacağım. 」と言うと付き人が
「禁じられています」と何度も止めるが、
「Bırak beni.」「はなして」と言い、門番にむかってさらに言う。
「命じているのだ。ドアを開けなさい。庭にでるのだ」「Emrediyorum. Açın kapıyı bahçeye çıkacağım.」
と繰り返す。もちろん門番は開けない。
許可なく外へ出ることは禁じられていた。

だがちょうど追いかけてきたキョセムが開けるように命じると、門番は開けた。
ところで、外へ出たムスタファはどこへ行くのだろう。彼は鳥を追いかけていったのだ。
ようやく鳥を見つけたムスタファ!
ちょうどその時キョセムが「皇子さま」と声をかけたため、彼はまた鳥を見失ってしまった。
キョセムは「どうしたのですか」と尋ねると、ムスタファは迷い込んできた鳥のことを話し始めた。鳥は羽が美しかったがけがをしていたそうだ。ムスタファは鳥を助けようとしていたのだ。キョセムに
「必ず探して薬をつけよう」と言った。
その様子を見ていた皇帝は自分の愚かさに気づく。
彼は思い出していた。その昔39人の叔父たちが殺された日のことを・・・その時アフメト皇帝の兄はこういったのだ。
「いつか私が皇帝になったら、決して弟たちの命を奪ったりしない。決してしない。誓うよ」
と言い小さなアフメトを抱きしめたときのことを思い出したのだ。
ちなみにその時抱きしめた兄の母はムスタファと同じ母・ハリメだった。
今その兄の代わりに皇帝の座についているアフメトだが、その兄を思い出してしまったのだ。そのためムスタファの命を奪うことはできなかった。こうしてムスタファは一晩だけハリメの元へ戻った。
部屋に戻ったキョセムと皇帝。
皇帝たちは一匹の鳥によって救われたムスタファの話をしていた
皇帝はこれを神のしるしだと受け取った。神が「弟の命を奪うな」と言うしるしのために鳥を贈ったのだと・・・
ムスタファから話を聞いたハリメも鳥は神の思し召しだと言った。
そこへハンダンがやってきて、この決定に猛反対する。そこでキョセムが言葉をはさむと厳しい口調で「部屋へ戻りなさい!」と命じた。
ハンダンは命令に従わないキョセムを目障りにおもい始めていた。だがハンダンの心配もよくわかる。彼女たちは謀反によって死ぬところだったのだから・・・
サフィイェはついに牢屋をでる。ついに呼ばれたのだ
行く前に「頭を垂れないでビュルビュル、悲しまないで、神はわたしたちをゆるしてくれるでしょう」とビュルビュルにはなしかけた。そして彼はサフィイェと最後の別れの挨拶をする。2人はお互いは許しあい別れた。

外に出るとそこでは小姓頭が待っていた。サフィイェは馬車にのせられ、それから小舟でどこかへ向かっていた。行先は海に浮かぶ塔だった。
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